東京市場サマリー：日経平均株価が反落　「NVIDIA兄弟」除けばプラス圏

moomooニュース日本株コラムを発表しました · 2024/03/15 14:21

Moomooユーザーの皆様、こんにちは！大引けお疲れ様でした。本日の株式相場概況は以下の通りです。よろしくお願いします。
●日経平均株価は前営業日比99.74円安の38707.64円で終了
●期待高まる春闘、日銀正常化の決定打なるか－きょう連合が第１回集計
●日銀は今月マイナス金利解除も、春闘「思ったより強い」－翁百合氏
●日鉄、「強い決意」でＵＳスチール買収完了させると声明で主張
●注目銘柄： $日本製鉄 (5401.JP)$、 $日産自動車 (7201.JP)$など
ーmoomooニュース日本株Zeber

市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比99.74円安の38707.64円、東証株価指数（TOPIX）が9.21ポイント高の2670.80で終了した。

トップニュース
日経平均株価99円安　「NVIDIA兄弟」除けばプラス圏
15日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、終値は前日比99円（0.3%）安の3万8707円だった。前日の米国市場でハイテク株が急落した流れを受け、寄り付き直後には300円近く下落したものの、下げ幅を縮小した。初の4万円台突破後は上値の重さが意識されているが、市場では底堅さを指摘する声も多い。

期待高まる春闘、日銀正常化の決定打なるか－きょう連合が第１回集計
今年の春季労使交渉（春闘）は大企業中心に満額回答が相次いでおり、約30年ぶりの高水準だった昨年を上回る賃上げに期待がかかる。来週にも日本銀行が17年ぶりの利上げを決めるとの観測がある中、日銀が春闘の動向を判断材料として重視しているだけに、注目度はいつにも増して高い。

日銀は今月マイナス金利解除も、春闘「思ったより強い」－翁百合氏
日本銀行出身で政府税制調査会会長の翁百合氏は、満額回答の相次ぐ春闘の賃上げ動向は想定より強く、日銀は来週の金融政策決定会合でマイナス金利解除などの政策正常化に踏み切る可能性があるとの見解を示した。

日本社債とサムライ債、24年度も高水準の発行か－証券５社展望
日本銀行の金融政策にかかわらず、2024年度も日本企業の社債と海外発行体による円建て債（サムライ債）の発行は好調に推移すると、国内大手証券会社は予測している。

日銀会合後は円高か円安か、鍵握る植田総裁会見のポイントを探る＝山田修輔氏
構造的な対外投資が日本円に下落圧力をかけるなか、今年は日米金融政策の収れんによりドル／円も調整する、というのがコンセンサスとなっている。

注目銘柄
日鉄、「強い決意」でＵＳスチール買収完了させると声明で主張
$日本製鉄 (5401.JP)$ は15日、 $ユナイテッド・ステイツ・スチール (X.US)$ の買収に関して「強い決意のもと」で完了させるとの声明を発表した。バイデン米大統領はＵＳスチールについて、米国資本の企業として存続するよう求めている中でも、退かない姿勢を示した。

日産自動車とホンダ、午後3時半から両社長が記者会見
$日産自動車 (7201.JP)$ と $本田技研工業 (7267.JP)$ は15日、同日午後3時半から東京都内で共同記者会見を開くと発表した。日産の内田誠社長とホンダの三部敏宏社長が出席する。

配信元：Bloomberg、日本経済新聞、時事通信、QUICK Money World、トレーダーズ・ウェブ、ロイター

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