東京市場サマリー：日経平均反落 米長期金利上昇の流れ引き継ぐ

Moomooユーザーの皆様、こんにちは！大引けお疲れ様でした。本日の株式相場概況は以下の通りです。よろしくお願いします。
●日経平均は前営業日比436.66円安の32271.82円で終了
●債券は下落、米長期金利上昇の流れ引き継ぐ－物価連動債入札は不調
●5大商社の中間決算はバフェット氏にとってまだ魅力的？5つの観点でチェック
●任天堂、円安受け業績上方修正の有無に関心　年末商戦に向けたスイッチ販売見通しは？
●NTT 23Q2(4-9月)決算(連結):EPS7.87円(予想7.37円)、売上高6.36兆円(予想6.53兆円)
●注目銘柄： $三菱商事(8058.JP)$、 $三井物産(8031.JP)$、 $日本電信電話(9432.JP)$、 $任天堂(7974.JP)$など
ーmoomooニュース日本株Zeber

市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比436.66円安の32271.82円、東証株価指数（TOPIX）が27.55ポイント安の2332.91で終了した。

トップニュース
債券は下落、米長期金利上昇の流れ引き継ぐ－物価連動債入札は不調
７日の債券相場は下落。米国で利上げ継続観測が残っていることや社債の大量発行への懸念から長期金利が上昇した流れを引き継いでいる。日本銀行の政策修正観測が根強いことも重し。物価連動債の入札は不調だったが、相場への影響は限定的だった。

「疑似中小企業」が税逃れ、減資企業3割増　税収減続く
資本金1億円超の企業が外形標準課税の支払いを逃れるため、減資して「疑似中小企業」となる動きが相次ぐ。2022年度に1億円以下に資本金を減らした企業は21年度より3割増えた。放置すれば税負担の公平性や税収の安定確保が揺らぐ恐れがあり、総務省は対策を急ぐ。

5大商社の中間決算はバフェット氏にとってまだ魅力的？5つの観点でチェック
5大商社（ $三菱商事(8058.JP)$、 $三井物産(8031.JP)$、 $伊藤忠商事(8001.JP)$、 $住友商事(8053.JP)$、 $丸紅(8002.JP)$）の2024年3月期第2四半期（4－9月）決算が出揃った。各社とも資源高の恩恵を受けた前期には及ばないものの、円安の追い風を受けて全社が通期の純利益の見通しを上方修正した。

注目銘柄
【決算プレビュー】任天堂、円安受け業績上方修正の有無に関心　年末商戦に向けたスイッチ販売見通しは？
$任天堂(7974.JP)$は11月7日午後3時半に2024年3月期第2四半期（4-9月、２Q）決算を開示する。２Q（7-9月のみ）についての市場予想（11/６時点）は、売上高は3164億円、1株利益（EPS）は63.98円。円安などを受けた業績上方修正の有無や、年末商戦を前にスイッチの販売見通しに関心が高まっている。会社予想では、2024年3月期通期は減収減益の見込み。

【決算速報】NTT 23Q2(4-9月)決算(連結):EPS7.87円(予想7.37円)、売上高6.36兆円(予想6.53兆円)。
$日本電信電話(9432.JP)$が11月7日後場に24年3月期第2四半期(4-9月)の連結決算(国際会計基準=IFRS)を発表した。EPS(一株利益)は7.87円、予想が7.37円。売上高は6.36兆円、予想が6.53兆円。

三井物産－5日ぶり反落　米制裁のロシアLNG事業「影響避けられず」　西村経産相＝日経
$三井物産(8031.JP)$が5日ぶり反落。日本経済新聞電子版は7日13時23分、西村康稔経済産業相が7日の記者会見で、米政府が日本勢が参画するロシアのLNG開発事業「アークティック2」を追加制裁の対象に含めたことに言及し、「事業への一定程度の影響は避けられない」と述べたと報じた。

旭化成、今期経常を19％下方修正
$旭化成(3407.JP)$[東証Ｐ] が11月7日昼(12:30)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比39.8％減の520億円に落ち込んだ。

配信元：Bloomberg、日本経済新聞、MINKABU、トレーダーズ・ウェブ