東京市場サマリー：日経平均は小幅続落　３月マイナス金利解除の公算、秋までに再利上げも－MUFG常務

Moomooユーザーの皆様、こんにちは！大引けお疲れ様でした。本日の株式相場概況は以下の通りです。よろしくお願いします。
●日経平均株価は前営業日比6.85円安の40090.78円で終了
●３月マイナス金利解除の公算、秋までに再利上げも－ＭＵＦＧ常務
●日本株への資金流入逆転も、日銀方向転換と円相場上昇なら－ＨＳＢＣ
●債券は下落、日銀の３月政策修正観測で売り－10年債に高値警戒感も
●トヨタ、第３回労使協議でも春闘賃上げ回答見送り－集中回答日に結論
●注目銘柄： $トヨタ自動車 (7203.JP)$、 $第一三共 (4568.JP)$、 $メルカリ (4385.JP)$など
ーmoomooニュース日本株Zeber

市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比6.85円安の40090.78円、東証株価指数（TOPIX）が10.74ポイント高の2730.67で終了した。

トップニュース
３月マイナス金利解除の公算、秋までに再利上げも－ＭＵＦＧ常務
$三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306.JP)$で市場事業本部長を務める関浩之執行役常務は、日本銀行が３月18－19日に開く金融政策決定会合でマイナス金利政策を解除する可能性が高いとみている。

日本株への資金流入逆転も、日銀方向転換と円相場上昇なら－ＨＳＢＣ
英銀ＨＳＢＣホールディングスのストラテジストは、日本銀行の方向転換と円相場の上昇が、広く予想されているとはいえ、日本株への資金流入という今の流れの逆転につながる可能性があると見解を示した。

債券は下落、日銀の３月政策修正観測で売り－10年債に高値警戒感も
６日の債券相場は下落。 $三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306.JP)$の市場事業本部長が日本銀行による３月のマイナス金利政策解除の可能性を指摘した。早期政策修正観測が相場の重しになっている。

注目銘柄
トヨタ、第３回労使協議でも春闘賃上げ回答見送り－集中回答日に結論
$トヨタ自動車 (7203.JP)$は６日、同日開催した2024年春季労使交渉（春闘）の第３回協議で、賃上げに関する労働組合からの要求に回答しなかったことを明らかにした。最終的な結論は集中回答日である13日に持ち越されることとなる。

トヨタ、ブラジルに3300億円投資　小型HVを生産
$トヨタ自動車 (7203.JP)$は5日、ブラジルで2030年までに110億レアル（約3300億円）を投資すると発表した。エタノールを燃料に走行できるフレックス燃料ハイブリッド車（HV）の小型車を25年から生産する予定だ。

第一三共「エンハーツ」、英当局が進行乳がん患者の治療で推奨せず
英国立医療技術評価機構（ＮＩＣＥ）は５日、英 $アストラゼネカ (AZN.US)$ と $第一三共 (4568.JP)$のがん治療薬「エンハーツ」について、進行した段階にある乳がん患者の治療向けに推奨しないと明らかにした。費用対効果が小さいとの理由を挙げた。イングランドにはそのような患者が約1000人いる。

メルカリ－3日ぶり反発　空き時間おしごとサービス「メルカリ　ハロ」の提供を開始
$メルカリ (4385.JP)$が3日ぶり反発。同社は6日、同日より空き時間おしごとサービス「メルカリ　ハロ」の提供を開始すると発表した。

三菱重工業－続伸　次世代宇宙用MPUを活用したオンボードAI物体検知機を開発
$三菱重工業 (7011.JP)$ が続伸。同社は6日、次世代宇宙用MPU（Micro Processing Unit）である「SOISOC4」を活用して衛星上で人工知能を駆動し、衛星画像から物体を検知するオンボードAI物体検知機「AIRIS」を開発したと発表した。

配信元：Bloomberg、日本経済新聞、時事通信、QUICK Money World、トレーダーズ・ウェブ、ロイター