東京市場サマリー：日経平均は5日ぶり反落、短観上振れも円安止まらず

moomooユーザーの皆様、こんにちは！大引けお疲れ様でした。本日の株式相場概況は以下の通りです。よろしくお願いします。
●日経平均は前営業日比378円安の39470円。
●三菱重工業－急落 防衛増税 所得税を先送り 公明党に慎重論＝共同
●ドル円 153.04円までじり高、来週の日銀会合での利上げ確率は低下
●「宇宙開発関連」が１９位にランクイン、スペースデブリに１５メートルまで接近で関心高まる＜注目テーマ＞
●バンナムＨＤ－急騰 「ELDEN RING NIGHTREIGN」を2025年世界同時発売
●三井ハイテクが急反発、第３四半期２ケタ営業減益も進捗率８８％
●注目銘柄： $三菱重工業 (7011.JP)$ 、 $バンダイナムコホールディングス (7832.JP)$ 、 $GFA (8783.JP)$ など
ーmoomooニュース日本株Kingsley

市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比378.70円安の39470.44円、東証株価指数（TOPIX）が26.47ポイント安の2746.56で終了した。日経平均は前日に一時４万円台を回復したが、米国株安を受け、主要指数は1％近く下落。日銀が発表した12月短観は市場予想を上回ったが、来週の金融政策決定会合で政策金利据え置き観測が強く、円安進行中。

三菱重工業－急落 防衛増税 所得税を先送り 公明党に慎重論＝共同
$三菱重工業 (7011.JP)$ が急落。共同通信は13日、自民、公明両党が、防衛力強化の財源とする所得、法人、たばこ3税のうち、所得税の増税実施時期の決定を先送りすることで一致したことが同日、わかったと報じた。記事によれば、法人税とたばこ税は2026年4月から始めるもよう。防衛増税の開始時期は、自民党が年末の25年度税制改正大綱で決めることで一致した一方、公明党内の一部で所得税増税の決定に慎重論があったとしている。防衛増税に対する慎重論を受けて、防衛関連とされる同社ほか、 $IHI (7013.JP)$ 、 $川崎重工業 (7012.JP)$ がそろって下落している。

ドル円 153.04円までじり高、来週の日銀会合での利上げ確率は低下
ドル円は、12月調査の日銀短観の大企業製造業の業況判断指数（DI）が+14と発表され、植田日銀総裁の利上げの条件「オントラック（想定通り）」を満たしたものの、来週の日銀金融政策決定会合での0.25％の利上げ確率がやや低下しており、11月27日以来の153.04円まで上昇した。

注目銘柄
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「宇宙開発関連」が１９位にランクイン、スペースデブリに１５メートルまで接近で関心高まる＜注目テーマ＞
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「宇宙開発関連」が１９位にランクインした。
$アストロスケールホールディングス (186A.JP)$ が１１日、今年２月に開始した商業デブリ除去実証衛星「ＡＤＲＡＳ－Ｊ（アドラスジェイ）」のミッションで、観測対象のデブリから約１５メートルの距離までの接近に成功したと発表した。これは、民間企業が実際のデブリに接近した世界で最も近い距離となる。

バンナムＨＤ－急騰 「ELDEN RING NIGHTREIGN」を2025年世界同時発売
$バンダイナムコホールディングス (7832.JP)$ が急騰。 $KADOKAWA (9468.JP)$ 子会社のフロム・ソフトウェアは13日、 $バンダイナムコホールディングス (7832.JP)$ と共同開発するアクションRPG「ELDEN RING（エルデンリング）」（国内販売元：フロム・ソフトウェア／海外販売元：バンダイナムコエンターテインメント）の、スピンオフタイトル「ELDEN RING NIGHTREIGN（エルデンリング ナイトレイン）」を2025年に世界同時発売すると発表した。

三井ハイテクが急反発、第３四半期２ケタ営業減益も進捗率８８％
$三井ハイテック (6966.JP)$ が急反発している。１２日の取引終了後に発表した第３四半期累計（２～１０月）連結決算は、営業利益１１４億６５００万円（前年同期比１２．３％減）と２ケタ減益となったが、通期計画に対する進捗率が８８％と高く、通期業績予想の上振れ期待から買われているようだ。

ＧＦＡ－急騰 韓国企業と共同ファンド設立・RWAの共同研究で協業
$GFA (8783.JP)$ が急騰。同社は12日、韓国の投資会社であるＭｏｒｎｉｎｇＳｔａｒ　Ｉｎｖｅｓｔｍｅｎｔ　Ｐａｒｔｎｅｒｓと、共同でのファンド設立を行う業務協約書を締結したと発表した。同ファンドの出資金額は400億韓国ウォン（日本円換算で約44億円）で、日本、韓国の上場企業およびその関連会社を投資対象とするという。出資比率などは今後協議するとしている。併せて、韓国においてゴールドの流通及びゴールドの資産を背景とした暗号資産事業を行っているＳａｍｓｕｎｇ　ＧｏｌｄＥｘとRWA（Real World Asset）の共同研究および事業開発の業務提携契約を締結したことも発表した。

ラクスル---大幅反発、第1四半期大幅増益や自社株買い実施を評価材料視
$ラクス (3923.JP)$ が続伸。同社は13日10時、会計を中心とするERP SaaS「Accurate」を提供するインドネシアの企業、Ｃｉｐｔａ　Ｐｉｒａｎｔｉ　Ｓｅｊａｈｔｅｒａ（インドネシア、以下ＣＰＳ）に出資すると発表した。持分比率は14.9％だという。