東京市場サマリー：日経平均大幅反発　エーザイの認知症薬が国内承認取得

Moomooユーザーの皆様、こんにちは！大引けお疲れ様でした。本日の株式相場概況は以下の通りです。よろしくお願いします。
●日経平均株価は前営業日比276.21円高の32678.62円で終了
●長期停滞を克服した日本、Ｇ７諸国の羨望の的に変身－Ｍウィンクラー
●為替介入の脅威、円を19カ月ぶりの狭いレンジに閉じ込める
●エーザイ－後場上げ幅拡大　認知症薬「レカネマブ」　国内承認取得
●ソフトバンクが頑強、５％近い高配当利回り魅力で９月中間期末権利取り狙いの買い誘導
●注目銘柄： $エーザイ (4523.JP)$、 $キリンホールディングス (2503.JP)$、 $イオン (8267.JP)$、 $ソフトバンク (9434.JP)$、 $ソフトバンクグループ (9984.JP)$など
ーmoomooニュース日本株Evelyn

市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比276.21円高の32678.62円、東証株価指数（TOPIX）が9.23ポイント高の2385.50で終了した。

トップニュース
為替介入の脅威、円を19カ月ぶりの狭いレンジに閉じ込める
円が下落を続ける中、日本の当局による介入の脅威が弱気派を抑えているため、月間の取引レンジは過去１年半以上で最も狭くなっている。９月のドル・円の最高値と最安値の差は25日時点でわずか2.8％。日本銀行がイールドカーブコントロール（長短金利操作、ＹＣＣ）政策を予想外に修正した７月は、２倍の5.6％だった。

長期停滞を克服した日本、Ｇ７諸国の羨望の的に変身－Ｍウィンクラー
長期停滞の典型と皆に見なされてきた国が、平均寿命や一人当たりの国内総生産（ＧＤＰ）の伸びでいつの間にか主要７カ国（Ｇ７）をリードするようになり、最高経営責任者（ＣＥＯ）や世界の投資家を苦しめてきたデフレに数十年ぶりに終止符を打った。

アームのＩＰＯ調達資金、ソフトバンクＧ債務の満期の壁到来で縮小へ
傘下の英半導体設計会社 $アーム・ホールディングス (ARM.US)$の米ナスダック上場は、過去２年間の投資事業で巨額損失を負った $ソフトバンクグループ (9984.JP)$にとって万能薬とはならないだろう。

注目銘柄
エーザイ－後場上げ幅拡大　認知症薬「レカネマブ」　国内承認取得
$エーザイ (4523.JP)$が後場上げ幅拡大。同社は25日14時、厚生労働省より認知症薬「レケンビ点滴静注 200ミリグラム」「同500ミリグラム」（一般名：レカネマブ）の承認を取得したと発表した。

キリンＨＤ－反発　ソーシャルボンド900億円発行へ　豪健康食品会社の買収に一部充当
$キリンホールディングス (2503.JP)$が反発。同社は22日、豪州の健康食品会社であるＢｌａｃｋｍｏｒｅｓの買収を資金使途とした、国内公募形式のソーシャルボンドを発行する予定と発表した。

イオン－反発　トップバリュ「厳選31品目」を値下げ
$イオン (8267.JP)$が反発。同社は25日、同日より、「イオン」「イオンスタイル」「マックスバリュ」など、全国約1万店舗にて、同社のプライベートブランド「トップバリュ」31品目を値下げすると発表した。

ソフトバンクが頑強、５％近い高配当利回り魅力で９月中間期末権利取り狙いの買い誘導
$ソフトバンク (9434.JP)$が堅調。今月１５日に年初来高値１７７４円５０銭をつけた後も高値圏で利益確定売りをこなし頑強な値動きを続けている。株価は８月初旬にマドを開けて上放れて以降一貫して下値を切り上げる強いチャートを形成しているが、最大のポイントは同社の株主還元姿勢で、年間ベースで８６円の高配当が評価されている。

第一三共が５日ぶり大幅反発、転移性乳がん対象新薬の第３相試験結果を好感
$第一三共 (4568.JP)$が５日ぶりに大幅反発した。同社と英 $アストラゼネカ (AZN.US)$前週末２２日、転移性乳がん患者を対象とした「ダトポタマブ　デルクステカン」の第３相臨床試験の結果を発表。

配信元:Bloomberg、トレーダーズ・ウェブ、MINKABU