米失業保険申請は減少、４月以来の低水準－労働市場の堅調さ示す

2024年11月21日 23:40 JST(一部抜粋)

新規失業保険申請件数、前週比6000件減の21万3000件
失業保険の継続受給者数は190万8000人に増加－３年ぶり高水準
先週の米新規失業保険申請件数は市場の予想外に減少し、４月以来の低水準となった。労働市場の堅調さが示された。

2024年11月21日午後 11:52 GMT+9

米労働省が２１日発表した１１月１６日までの１週間の新規失業保険申請件数（季節調整済み）は、前週比６０００件減の２１万３０００件だった。エコノミスト予想は２２万件。
予想外に減少し、ハリケーンやストライキの影響で先月大きく減速した雇用の伸びが１１月に回復した可能性を示唆した。また、退役軍人の日（ベテランズデー）の祝日が含まれていたことがボラティリティーを幾分高めた可能性がある。
今回のデータは１１月の雇用統計の調査期間と重なっている。
１１月９日までの１週間の継続受給件数は３万６０００件増の１９０万８０００件だった。