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ミシガン大学消費者信頼感指数下落

2024年6月14日23:00に発表されたミシガン大学消費者信頼感指数は前回69.1に対して結果65.6でした。
これは今月6月の速報値です。
月末に確報値が発表されます。
消費の減退は利下げ材料になるため株高要因です。
ミシガン大学消費者信頼感指数は3月,4月,5月の確報値が市場予想を上回っていましたが今回の数値は市場予想を下回っています。
本格的な消費の減退が起きる可能性が高いです。
6月18日発表の小売売上高に市場は注目している可能性が高く、現在の株価の値動きは鈍いです。
2024年6月13日21:30に発表された新規失業保険申請件数は前回22.9万件に対して結果24.2万件でした。
この指標は毎週木曜日に発表されます。
4週連続の上昇です。
利下げ材料となり株高要因です。
同時に発表された失業保険継続受給者数は前回179万人に対して結果182万人でした。
5週連続でほぼ横ばいが続いていましたが今週は3万人増加と大きく動きました。
新規失業保険申請件数が増加しても雇用先がすぐに見つかれば失業保険継続受給者数は増加しません。
仕事をクビにされて失業申請しても転職先がすぐ見つかれば失業保険を使う必要がないからです。
新規失業保険申請件数失業保険継続受給者数が比例して増加し始めると雇用の悪化が急加速する可能性が出てきます。
失業率は急上昇するのか?株価は急落するのか?と考えてしまいますが、これは考えにくいです。
米経済は好調だからです。政策金利を高止まりさせても失業率は大して上昇していません。
物価高による消費減退の兆候が見えますが物価を下げるには消費を落とすことが必然であるため、経済の一時的な悪化は結果的に良いサインと言えます。
これから起きる経済の悪化で巷では株の暴落が起きると騒ぐ人達が現れますがCPIコアCPIが下がると物価が下がり消費が喚起されるため株高が起きます。
今年は世界的な猛暑になる可能性がやや高いことを考えるとコモディティ価格の上昇によって予想よりもCPIが下げ渋る可能性があります。
仮に猛暑でエネルギー価格が上昇しても秋に入り涼しくなれば、コモディティ価格も下がります。
1つだけ懸念点があるとすれば猛暑によって干ばつが発生し食品価格上昇の恐れがあることです。
これは1つのシナリオに過ぎません。ZW(米国小麦先物)は5月は急騰しましたが現在値611.75ドルで落ち着いています。
先物市場は8割がファンドが占めると言われ、為替や株に比較すると小さい市場ですが、プロであるファンドの動向が顕著に表れるため注目度が高い市場です。
干ばつの可能性が増した場合、いち早く反応するのは先物市場と言えます。
株の値動きを予想することは不可能と言えます。理由は、経済指標・為替・テクニカル・ニュース・先物の影響を受けるからです。
例えば先物市場で株価に対して悪材料が放出されても経済指標が好材料であれば経済指標が優先され株価が上昇します。
何が優先されるかは誰にもわからないことを考えると仮に自分が考えたシチュエーションが発生しても、自分が狙った株の値動きなるとは限らないです。
あまり限定的な考え方をしないことが株で勝つコツです。
免責事項:このコミュニティは、Moomoo Technologies Inc.が教育目的でのみ提供するものです。 さらに詳しい情報
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