米国市場の展望：パウエルＦＲＢ議長の講演待ち、ダウ平均は33.15ドル安でスタート

Moomooユーザーの皆様、こんばんは！今晩のＮＹ株の読み筋です。

市場概況
米国市場スタート、優良株で構成するダウ工業株30種平均は33.15ドル安の34439.83ドル、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が113.28ポイント高の13834.31で始まった。米国大型株である500社の銘柄で構成するS＆P500種平均は19.15ポイント高の4455.16。

トップニュース
【ジャクソンホール会議】9月以降も利上げ継続か、FRBパウエル議長の発言に注目
パウエル米連邦準備制度理事会（FRB）議長と他の中央銀行のトップが8月24日から26日にかけてワイオミング州ジャクソンホールで経済の健全性と金融政策について話し合う。パウエル議長の講演は米東部時間の25日午前10時05分に始まる予定だ。

【決算まとめ】エヌビディア、売上高と純利益過去最高　新たなAIブームの起爆剤となるか
米半導体大手 $エヌビディア (NVDA.US)$が23日引け後に24Q2決算を発表した。売上高は前年同期の2倍を超え、過去最高に達した。24日プレマーケット取引で8％上昇。

米商業用不動産、潜在的な問題債権174兆円－オフィスが最も不安
借り入れに大きく依存し、不動産価格が下落しているという理由で、約１兆2000億ドル（約174兆円）相当の米商業用不動産（ＣＲＥ）債権には潜在的に問題がある。ＣＲＥサービスを提供するニューマーク・グループが分析した。

米耐久財受注、7月は5.2％減 航空機が低迷
米商務省が24日発表した7月の耐久財受注額（季節調整済み）は前月比5.2％減となった。ただ輸送機器（車両と航空機）を除いたベースでは0.5％増と、3カ月連続で伸びた。航空機大手 $ボーイング (BA.US)$の受注は夏季に大きく変動する傾向がある。

米新規失業保険申請件数、前週比1万件減の23万件－予想24万件
先週の米新規失業保険申請件数は前週比1万件減少し、23万件となった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は24万件だった。 前週は24万件。速報値は23.9万件。

ゴールドマンなど４行が５億ドル支払いに合意、貸株市場支配巡る訴訟
$ゴールドマン・サックス (GS.US)$と $モルガン・スタンレー (MS.US)$、 $ジェイピー・モルガン・チェース (JPM.US)$、 $UBSグループ (UBS.US)$の４行は、ヘッジや空売りに使われる貸株の市場を支配しているとして米年金基金が2017年に起こした反トラスト法（独占禁止法）集団訴訟を決着させるため、約５億ドル（約725億円）を支払うことに同意した。