米国市場の展望：クリスマス・ラリーへの期待感が根強い、ダウ平均は19ドル高でスタート

moomooユーザーの皆様、こんばんは！今晩のＮＹ株の読み筋です。

市場概況
米国市場スタート、優良株で構成するダウ工業株30種平均は19.93ドル高の37405.90ドル、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が35.72ポイント高の15028.69で始まった。米国大型株である500社の銘柄で構成するS＆P500種平均は4.23ポイント高の4758.86。

トップニュース
米利下げ見通しに浮かれるウォール街、厳しい現実は見て見ぬふり
ウォール街は2024年の米利下げ期待で活気づいてるが、現実の世界は金融引き締めによる影響からまだ抜け出したわけではない。過去２年間、中央銀行はインフレ抑制の取り組みで積極的な引き締めを行ってきた。そのため企業や消費者の借り入れコストは上がり、それが来年も支出を圧迫し続けるとみられる。

金の値上がり続く－24年の米利下げとドル安見通しで
金相場が今年最後の取引週に上昇している。トレーダーは2024年の米利下げとドル安を見据えている。スワップ市場は現在、来年３月までに米連邦準備制度が政策金利を引き下げる確率を80％余りと織り込んでいる。これは金のような非金利資産にとっては強気材料だ。

米ＦＨＦＡ住宅価格指数、10月は前月比0.3％上昇－予想下回る
米連邦住宅金融局（ＦＨＦＡ）によると、10月の住宅価格指数は前月比0.3％上昇した。市場予想は0.5％上昇だった。前年同月比では6.3％上昇した。

24年のIPO「仕掛かり案件数は最高」　ゴールドマン幹部
2023年は米欧の中央銀行の金融引き締めが続き、世界の新規株式公開（IPO）市場は低迷から抜け出せなかった。主要中銀が利下げに転じる見込みの24年にIPOは復活するのか。米 $ゴールドマン・サックス (GS.US)$で世界の株式資本市場部門を統括するデービッド・ルードウィック氏は「仕掛かり中の案件数は過去最高水準だ」と述べ、新規上場の回復に期待を示した。

米国、戻る外食・戻らぬ出社　新型コロナ4年で新常態
米国で新型コロナウイルスの感染者が初めて確認されてから2024年1月で4年がたつ。一時はロックダウン（都市封鎖）に追い込まれたが、コロナ対策は過去のものになった。外食やレジャーは完全復活した一方、オフィス出社率は5割で頭打ちとなり、コロナ後の「新常態」が定着した。

買いシグナル？ペロシ前下院議長、エヌビディア株500万ドル相当をオプションで購入
25日、「キャピトル・ヒルの投資の神様」呼ばれるナンシー・ペロシ前下院議長は11月22日に、 $エヌビディア (NVDA.US)$ を権利行使価格120ドル、期限2024年12月20日のコール・オプションを50枚購入したと報じられた。

キャシー・ウッド氏、ＬＩＮＥヤフー株を１年ぶりに購入
キャシー・ウッド氏は先週、ヤフー・ジャパンとＬＩＮＥを運営するＬＩＮＥヤフーの株式を約１年ぶりに購入した。同社に対するセンチメントがよりポジティブに変化する可能性を示している。