米国市場の展望：ハイテク株のポジションは強気、逆に反落のリスク　ナスダックは40.51ポイント高でスタート

moomooユーザーの皆様、こんばんは！今晩のＮＹ株の読み筋です。

市場概況
米国市場スタート、優良株で構成するダウ工業株30種平均は12.78ドル高の38392.90ドル、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が40.51ポイント高の15638.19で始まった。米国大型株である500社の銘柄で構成するS＆P500種平均は7.35ポイント高の4950.16。

トップニュース
米社債発行、今年は過去最高の見込み　利下げと景気軟着陸期待で
今年の米市場での社債発行額は過去最高を更新するとみられている。米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の利下げで資金調達コストが低下する見込みのほか、経済の「軟着陸」への期待で投資家の買い意欲が高まっていることが背景にある。

米ハイテク株に大幅反落のリスク、ポジショニングが示唆－シティ
米テクノロジー株への投資家のポジションは非常に強気なため、相場が下落した場合に市場に与える動揺は大きくなる可能性がある。シティグループのストラテジストが指摘した。ハイテク株の比重が高いナスダック100先物については、下落を見込むポジションが完全に消え、一段の上昇を見込む投資家が圧倒的に多いという。

TSMC熊本第2工場、2027年稼働へ　トヨタ2%出資
半導体世界大手の $台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング (TSM.US)$ は6日、熊本工場の運営子会社であるJASM（熊本県菊陽町）に $トヨタ自動車 (TM.US)$が出資すると発表した。熊本県に日本で2番目となる工場を設け、2027年末までに稼働を予定する。自動車向けなどの半導体需要を見据え国内の供給体制を拡充する。

ＵＢＳがＡＴ１債発行継続へ、今後数年で数十億ドル－24年は20億ドル
スイスの銀行 $UBSグループ (UBS.US)$は、高リスクの銀行債である「その他ティア１債（ＡＴ１債）」を今後数年間でさらに大量に発行する計画だ。昨年は同行の大型起債が、ＡＴ１債市場復活の先駆けとなった。

バフェット氏のバークシャーはオクシデンタルの普通株430万株を購入
投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる米投資会社 $バークシャー・ハサウェイ クラスB (BRK.B.US)$は $オクシデンタル・ペトロリアム (OXY.US)$の普通株430万株を購入した。

イーライリリーが決算受け時間外で上昇 「マンジャロ」も「ゼップバウンド」も好調
医薬品の $イーライリリー・アンド・カンパニー (LLY.US)$が時間外で上昇。取引開始前に決算を発表し、「マンジャロ」の販売が急増し予想を上回ったほか、１２月に発売された期待の減量注射薬「ゼップバウンド」も予想を上回った。