米国市場の展望：半導体関連に売り　ナスダックは35.65ポイント安でスタート

moomooユーザーの皆様、こんばんは！今晩のＮＹ株の読み筋です。

市場概況
米国市場スタート、優良株で構成するダウ工業株30種平均は42.45ドル安の38006.68ドル、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が35.65ポイント安の15474.85で始まった。米国大型株である500社の銘柄で構成するS＆P500種平均は5.25ポイント安の4888.91。

【指標速報】FRB注目の米PCEコア価格指数、前年比2.9％上昇で市場予想を下回る
米商務省が発表したエネルギーと食品を除く12月の個人消費支出（PCE）コア価格指数は前年比2.9％上昇、予想が3.0%上昇。

インテルが決算受け時間外で約10％下落 データセンタ部門の苦闘を示唆
$インテル (INTC.US)$が時間外で約10％下落。引け後に１０－１２月期決算（第４四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想を上回った。主力のクライアント・コンピューティング部門が好調だった。しかし、データセンター＆ＡＩ部門が予想を若干下回ったほか、通期の１株利益および売上高の見通しが予想を大きく下回ったことが嫌気されている。

ＥＣＢ、早過ぎる利下げは最悪の過ち－ラトビア中銀総裁
欧州中央銀行（ＥＣＢ）政策委員会メンバーのカザークス・ラトビア中銀総裁は26日、金融政策を決定する際の忍耐を促し、最も重大な過ちは、インフレの復活を許すような早過ぎる緩和だと警告した。

アメックス株上昇、24年通期の利益見通しが市場予想上回る
米クレジットカード会社 $アメリカン・エキスプレス (AXP.US)$（アメックス）は、長期の収益目標を据え置いた。また同社が示した2024年通期の利益見通しはアナリスト予想を上回った。

トヨタ労組、年間一時金で過去最高額を要求　7.6カ月分
$トヨタ自動車 (7203.JP)$労働組合は26日までに、2024年の春季労使交渉の年間一時金の要求額について、基準内賃金の7.6カ月分を要求する執行部案を固めた。07年（7.2カ月相当）を上回り、過去最高となる。トヨタの24年3月期の連結営業利益が4兆5000億円と過去最高の見通しとなっており、高水準の賃上げも求める。

政府・日銀、ＣＢＤＣの連絡会議を初開催　課題洗い出しへ
政府・日銀は２６日、中央銀行デジタル通貨（ＣＢＤＣ）に関する連絡会議の初会合を財務省内で開いた。関係府省庁がＣＢＤＣを導入した場合に生じる課題を洗い出し、今春を目途にその時点での議論を整理することで一致した。