米国市場の展望：テスラ一時10%超急落、エヌビディアも続落　ナスダック総合株価指数は263ポイント安でスタート

Moomooユーザーの皆様、こんばんは！今晩のＮＹ株の読み筋です。

市場概況
米国市場スタート、優良株で構成するダウ工業株30種平均は147.46ドル安の40210.63ドル、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が263.44ポイント安の17733.91で始まった。米国大型株である500社の銘柄で構成するS＆P500種平均は49.90ポイント安の5505.84。

テスラ急落
● $テスラ(TSLA.US)$の期待外れの決算に続き、欧州の $LVMH Moet Hennessy Louis Vuitton(LVMUY.US)$とドイツ銀行が冴えない報告書を発表したことで、 $NASDAQ 100 Index(.NDX.US)$ を中心に株価先物は低迷した。
●テスラ株は、予想を下回る利益を計上し、期待されていた自律走行型ロボットタクシーの発表を延期したため、プレマーケット取引で一時8％超の下落となった。
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アルファベットのAI
●「マグニフィセント・セブン」と呼ばれる企業のもうひとつが、グーグルの親会社である $アルファベット C(GOOG.US)$、同社の第2四半期の収益は、クラウド・コンピューティング・サービスと検索エンジンの広告に対する旺盛な需要のおかげで、アナリストの予想を上回った。
●しかし、投資家の中には、AIに数十億ドルを費やしていることから、その投資対効果の明確な証拠を求めている者もいる。株価は決算後の延長取引で変動し、プレマーケット取引では下落している。
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最近の動向がFRBによるより積極的な利下げを支持し、ドルは下半期に弱含む可能性＝三菱UFJ
●最近の情勢が米連邦準備制度理事会（FRB）によるより積極的な利下げを支持していることから、2024年後半にはドル安が進む可能性があると三菱UFJのアナリストが指摘した。
●同行のアナリストはリポートの中で、米国で発表された6月のインフレ率が急低下したことは、インフレが減速していることを示すこれまでで最も強い証拠であり、FRBが7月31日の会合でインフレ目標を達成できるという自信を示すよう促すはずだと述べた。
●また、来月も米国で低調なインフレ・データが発表され、FRBが9月に利下げに踏み切る可能性が出てくるとの見通しを示した。

不具合のアップデート
●世界的な大規模IT障害の渦中にあるサイバーセキュリティ企業、 $クラウド ストライク ホールディングス A(CRWD.US)$は、先週のメルトダウンは安全機構のバグによって引き起こされ、欠陥のあるデータがアップデートの失敗で顧客に流出したと発表した。
●同社は、これまで世界が経験したことのないような大規模なIT障害につながった一連の出来事をまとめようとしており、アップデートのテストを改善すると述べた。

LlamaはオープンソースAIの新たな標準になる見込み、バージョン3.1は重要な転換点＝ザッカーバーグ氏
● $メタ プラットフォームズ A(META.US)$の創設者でありCEOのマーク・ザッカーバーグは、テック系メディアのRowan Cheungとのインタビューの中で、オープンソースはすべての人に利益をもたらし、開発をより安全で信頼性の高いものにするため、AIの開発を推進する重要な力になると述べ、Llama3.1のリリースはこの流れを推し進めるものだと語った。
●また、Llama 4の最新の進捗状況も明らかにし、アップルのクローズドなエコシステムについて否定的な見解を示した。