米国市場の展望：「9月の利上げ見送りは停止を意味せず」とダラス連銀総裁、ダウ平均は13.32ドル安でスタート

Moomooユーザーの皆様、こんばんは！今晩のＮＹ株の読み筋です。

市場概況
米国市場スタート、優良株で構成するダウ工業株30種平均は13.32ドル安の34487.41ドル、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が5.88ポイント高の13754.71で始まった。米国大型株である500社の銘柄で構成するS＆P500種平均は0.16ポイント高の4451.30。

金融危機時ピークの２倍－一部トレーダーが賭ける「恐怖指数」の水準
シカゴ・オプション取引所（ＣＢＯＥ）の $恐怖指数 CBOE Volatility S&P 500(.VIX.US)$ はこの１年に35を超えたことがないが、今後数カ月に180に達することに賭けるトレーダーがいる。

｢より高くより長く｣の金融政策、株式に打撃－ＢｏｆＡハートネット氏
より高い金利が長期化する恐れが強まっていることから米経済のソフトランディング（軟着陸）観測が後退し、今後２カ月の株安を招く可能性が高いと、バンク・オブ・アメリカ（ＢｏｆＡ）のストラテジストが予想した。

9月の利上げ見送り、「停止」は意味せず＝ダラス連銀総裁
米ダラス地区連銀のローリー・ローガン総裁は7日、米連邦準備制度理事会（FRB）が2週間後の連邦公開市場委員会（FOMC）で利上げを見送ったとしても、それは利上げを永久に止めることを意味するものではないと述べた。

ウォール街、アップル中国事業の危機に過剰反応したか？
7日の米株式市場で、 $アップル(AAPL.US)$ 株は同社の中国事業に対する懸念が渦巻く中、連日の大幅安となった。中国政府が政府機関や国有企業の職員に対し、主力製品「iPhone」の使用禁止を広げると報じられたことがきっかけだという。また、中国の華為技術（ファーウェイ）が発売した新しい携帯電話が同国内での競争激化のことも市場憂慮の一つだという。

TSMC、AI半導体向け生産倍増　次の成長市場狙う
半導体世界大手の $タイワン・セミコンダクター・マニュファクチャリング(TSM.US)$ が人工知能（AI）向け半導体の増産へ急ピッチで動いている。新工場を稼働させるなど重要工程の生産能力を2024年に現状の2倍に高める。世界の半導体市場が低迷するなか、次の成長を担う生成AI向けの需要を取り込む。