米国市場の展望：ハイテク株による上昇も一服、ダウ平均は159ドル安でスタート

moomooユーザーの皆様、こんばんは！ 今晩のＮＹ株の読み筋です。

市場概況
米国市場スタート、優良株で構成するダウ工業株30種平均は159.46ドル安の37523.55ドル、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が99.64ポイント安の14744.13で始まった。米国大型株である500社の銘柄で構成するS＆P500種平均は21.61ポイント安の4741.93。

トップニュース
米貿易赤字、11月は632億ドルに縮小－市場予想649億ドル
昨年11月の米貿易赤字は632億ドルと、前月の645億ドル（従来発表643億ドル）から縮小した。ブルームバーグがまとめた市場予想の中央値は649億ドル。

24年米国株「中小型株高に期待」ウェドブッシュ証券幹部
最高値圏に浮上した米株式相場は2024年に一段と上昇するとの見方が多い。米連邦準備理事会（FRB）が政策金利の引き下げに動き、経済のソフトランディング（軟着陸）への期待が高まる中、どのような投資テーマが注目を集めるのか。ウェドブッシュ証券のサハク・マヌエリアン・株式トレーディングヘッドは、中小型株の上昇に期待を寄せる。

マイクロソフトのオープンＡＩとの関係、ＥＵの合併調査対象にも
対話型人工知能（ＡＩ）「ChatGPT」を開発したオープンＡＩへのマイクロソフトの130億ドルの投資が、欧州連合（ＥＵ）の本格的な合併調査の対象となる可能性がある。ＥＵの行政執行機関、欧州委員会は９日、マイクロソフトの投資がＥＵの合併規則に照らして審査対象になるかどうかを検討していると明らかにした。

ボーイングＭＡＸ点検、ユナイテッドとアラスカ航空が問題を報告
米アラスカ航空のボーイング７３７ＭＡＸ－９で機体の一部が飛行中に吹き飛ばされた先週の事故を受け、ボーイングは再発防止に必要な検査に関するガイダンスを航空各社に出した。ＭＡＸ－９の運航再開に向け一歩踏み出したボーイングだが、ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスは一部の機体で「設置上の問題」の兆候が見つかったと発表。

大手米銀Q4業績予想一覧！注目すべきポイントはどこか
今週金曜日、JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、シティグループなど5行が2023年Q4決算を発表し、銀行業Q4決算シーズンの幕を開ける。他の大手行は来週これに続く。実体経済の重要なバロメーターとして、米国の銀行業の業績は、毎回の決算発表シーズンの初めに広く注目を集めている。 今回の業績で注目すべきポイントは何だろうか？