米国市場の展望：トランプ・メディア＆テクノロジーが30%超急騰、ダウ平均は137ドル高でスタート　

Moomooユーザーの皆様、こんばんは！今晩のＮＹ株の読み筋です。

市場概況
米国市場スタート、優良株で構成するダウ工業株30種平均は137.50ドル高の40138.40ドル、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が87.46ポイント高の18485.91で始まった。米国大型株である500社の銘柄で構成するS＆P500種平均は22.81ポイント高の5638.16。

トランプ・トレード
●ドナルド・トランプ氏暗殺未遂事件後、世界の金融市場が再開するなか、共和党のホワイトハウス復帰を期待する取引が勢いを増した。
●月曜日に取引が開始されると、ドルと米国株式先物は上昇し、国債は下落した。トランプ大統領の財政政策と通商政策が成長を促進するとの見方から、長期債が下落を主導した。
●その結果、30年債利回りは1月以来初めて2年債利回りを上回った。
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FRB高官講演
●パウエル米連邦準備制度理事会（FRB）議長とメアリー・デイリー・サンフランシスコ連銀総裁は、グローバル・ラップが「FRBのインフレとの闘いにおける分水嶺の週」と呼んだ後、月曜日後半に講演する予定。
●先週の経済報道で、2024年に2回の利下げが実施されるとの見方が強まったことを受けての発言となる。

【決算プレビュー】TSMC、決算直前好材料が相次ぐ！Q2純利益が30％も成長？！株価が200ドルの大台を突破可能？
● $タイワン・セミコンダクター・マニュファクチャリング(TSM.US)$ は日本時間7月18日午後2024年第2四半期決算を発表する予定。
●moomooによると、市場はTSMCの24Q2の売上高は6533.45億台湾ドル、EPSが45.83台湾ドルと予想。
●24Q1の売上高が188.7億ドル、EPSが1.38ドルで、いずれも市場予想を上回った。
●ウォール街のアナリストは、TSMCのQ2の純利益が前年比29％成長すると予想。
●Q2決算に注目すべき：純利益、通年の売上高見通し、設備投資計画、AI需要の見通しなど。

アップル、中国からの移行でインドの売上が33％急増し過去最高を記録
●売上急増は、 $アップル(AAPL.US)$がインドでのユーザー獲得に成功していることを示している
●アップルは同国におけるアンドロイドの優位に挑戦しようとしている。

アルファベット買収
●グーグルの親会社である $アルファベット C(GOOG.US)$ は、サイバーセキュリティの新興企業ウィズを総額230億ドルで買収する方向で交渉中だという。
●買収が完了すれば、大手ハイテク企業にとってこれまでで最大の買収となり、競争が激化するクラウド市場で $アルファベット C(GOOG.US)$ が $マイクロソフト(MSFT.US)$ や $アマゾン ドット コム(AMZN.US)$ に追いつく一助となる。アルファベットは市場前取引では横ばいだった。