米国市場の展望：米3月小売売上高、予想外に伸び拡大　ダウ平均は92ドル高でスタート

Moomooユーザーの皆様、こんばんは！今晩のＮＹ株の読み筋です。

市場概況
米国市場スタート、優良株で構成するダウ工業株30種平均は92.14ドル高の38075.38ドル、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が101.38ポイント高の16276.47で始まった。米国大型株である500社の銘柄で構成するS＆P500種平均は26.26ポイント高の5149.67。

【指標速報】米3月小売売上高、予想外に伸び拡大　ドル円は154円台突破
米商務省が発表する3月の米小売売上高は前月比0.7%増、市場予想の0.4%増を上回り、昨年9月以来の高水準を記録した。前期が0.6%増から0.9%増に上方修正。個人消費の力強さを示し、FRBの利下げ期待をさらに後退させる内容となっている。

世界の中銀、大半が利下げへ－ペースは緩やか、景気への重し去らず
世界的な利上げのピークは去ったが、当局者らがインフレを警戒しているため、利下げによる世界経済への負担軽減は限定的かもしれない。

好決算が米株価押し上げる可能性低い－ＪＰモルガン
米国株の今年の記録的な上昇を受け、楽観的な見方の多くは既に織り込み済みであるため、明るい企業業績が株高につながることはないと、ＪＰモルガン・チェースのストラテジストが予想した。

ゴールドマン、１－３月増益－債券トレーディング収入予想上回る
$ゴールドマン・サックス (GS.US)$は、１－３月（第１四半期）利益がアナリスト予想を上回った。15日の発表によると、純利益は前年同期比28％増加。アナリスト減益を見込んでいた。債券トレーディング収入は43億2000万ドル（約6650億円）で、最も楽観的なアナリストの予想も上回った。

オープンＡＩ、東京オフィス開設　アジア初
生成人工知能（ＡＩ）「チャットＧＰＴ」を手がける米新興企業オープンＡＩは１５日、東京にアジア初のオフィスを開設し、日本でのビジネスに期待感を示した。サム・アルトマン最高経営責

サムスン、米政府から1兆円支援　AI半導体で供給網
米政府は15日、韓国サムスン電子がテキサス州に建設する半導体の新工場と研究開発拠点に、最大64億ドル（約9800億円）を補助すると発表した。サムスンは大手テックなどが居並ぶ米国で、最先端半導体の供給網を整備する。人工知能（AI）向け製品などで、半導体世界大手の台湾積体電路製造（TSMC）の背中を追う。

銅の強気相場、今後3年続く見通し　供給難とＡＩ需要が支え
銅の強気相場は、世界的な供給難に加えエネルギー転換や人工知能（ＡＩ）技術を支える堅調な需要に後押しされ、少なくとも今後３年間は続くとみられている。チリの首都サンティアゴで１５─１７日に開催される「ＣＲＵ世界銅会議」を控え、業界アナリストが見通しを示した。

香港、現物ビットコイン・イーサＥＴＦを初認可－運用各社が発表
香港は暗号資産（仮想通貨）のビットコインとイーサについて、現物取引に基づく上場投資信託（ＥＴＦ）を始めることを資産運用会社に初めて認めた。ハーベスト・グローバル・インベストメンツは15日、当局から認可を得たと資料で発表。ハッシュキー・キャピタルとボセラ・アセット・マネジメント（インターナショナル）の間のパートナーシップも承認を受けたと同日公表した。

テスラが従業員10%以上削減か　米報道、EV販売減少で
米 $テスラ (TSLA.US)$が世界で従業員の10%以上を削減する方針であることが分かった。ロイター通信など米欧メディアが伝えた。電気自動車（EV）の販売競争が進む中で販売台数の減少に対応し、コスト削減や効率化を進める狙いとみられる。

アップル、１ー３月期のアイフォーン出荷が約１０％減＝米国株個別
$アップル (AAPL.US)$ が時間外で軟調。１－３月期のアイフォーンの出荷台数が前年比で１０％近く減少したことが明らかとなった。

配信元：日本経済新聞、Bloomberg、Dow Jones、ロイター