米国市場の展望：明日のFOMCの結果待ち　ダウ平均は82ドル高でスタート

Moomooユーザーの皆様、こんばんは！今晩のＮＹ株の読み筋です。

市場概況
米国市場スタート、優良株で構成するダウ工業株30種平均は82.20ドル高の40622.13ドル、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が53.90ポイント高の17424.10で始まった。米国大型株である500社の銘柄で構成するS＆P500種平均は15.19ポイント高の5478.73。

堅調な株価とマイクロソフトの動向
●米国株先物は、消費者信頼感指数と求人倍率調査の発表を控えて、火曜日には上昇に転じた。ドルは通貨バスケットに対して堅調に推移し、国債利回りは横ばいだった。トレーダーは、水曜日の日銀と米連邦準備制度理事会（FRB）の利上げ決定を皮切りに、32時間に及ぶ中央銀行会合に備えている。
●中央銀行の会合が行われるまでは、今日の引け後に決算を発表する $マイクロソフト(MSFT.US)$に注目が集まる。先週、同じ「マグニフィセント・セブン」のテクノロジー株である $テスラ(TSLA.US)$ と $アルファベット C(GOOG.US)$が期待を裏切り、短期間ではあるが強烈な株売りを引き起こしたため、注目度はいつも以上に高くなるかもしれない。 $アップル(AAPL.US)$ と $アマゾン ドット コム(AMZN.US)$ は今週後半に決算発表を予定している。
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複雑な決算
●火曜日の欧州の決算はかなりまちまちだった。 $BP(BP.US)$の株価は、自社株買いのペースを維持し、増益を背景に配当を増額したことで上昇し、 $Standard Chartered(02888.HK)$ は自社株買いプログラムを拡大したことで上昇した。
●飲料大手の大手 $ディアジオ(DEO.US)$は、中南米、カリブ海諸国、米国での景気減速がパンデミック以来初の年間売上高減少を招いたと発表し、急落した。

成長への懸念
●欧州のGDPデータは、経済の現状を不透明なものにした。
●ドイツの生産高は第2四半期に予想外に縮小し、注目を集めたが、フランスとスペインの予想以上の成長とは対照的であった。
●ユーロ圏経済が再利下げを正当化できるほど脆弱な状況にあるかどうかを9月に判断する欧州中央銀行（ECB）の政策立案者が直面する課題は、欧州全域で成長率が一様でないことである。

エヌビディアCEOのジェンスン・フアン氏とメタ創業者のザッカーバーグ氏が会談
●現地時間7月29日、米国デンバーで開催されたSIGGRAPH 2024カンファレンスで、 $エヌビディア(NVDA.US)$CEOのジェンスン・フアンと $メタ プラットフォームズ A(META.US)$ 創業者のザッカーバーグが対談した。
●2人は、アクセラレーテッド・コンピューティング、ジェネレーティブAI、イノベーションの次の波を推進する研究、バーチャルワールド、ロボット工学のブレークスルーについて議論した。
●対談の終盤、ジェンスン・フアンとザッカーバーグは革製のジャケットを贈り合う場面もあった。 ザッカーバーグはそれに対し、「あなたが着たものだから、より価値がある」と言った。

スペースXと手を組み、テスラの新型スポーツカーは空を飛べる！？ 早ければ来年にも発表へ！ ＝テスラのマスク
●29日、マスクはテスラ・シリコンバレー・オーナーズ・クラブ（X Takeover）とライブイベントを開催し、その場でインタビューに応じた。
●マスクは、世界に最も大きなインパクトを与えるのはロボットタクシーであり、 $テスラ(TSLA.US)$のスポーツカーRoadsterの実用性は素晴らしいものではないが、非常にクールで、テスラとスペースXの共同作業であり、ロケット工学とテスラの電気自動車工学を組み合わせたようなものだと語った。