米国市場の展望：インフレ鈍化を歓迎＝クリーブランド連銀総裁　ダウ平均は118ドル安でスタート

Moomooユーザーの皆様、こんばんは！今晩のＮＹ株の読み筋です。

市場概況
米国市場スタート、優良株で構成するダウ工業株30種平均は118.71ドル安の38528.39ドル、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が46.38ポイント安の17621.18で始まった。米国大型株である500社の銘柄で構成するS＆P500種平均は9.66ポイント安の5424.08。

FRBの分岐
●米連邦準備制度理事会（FRB）は、他国がすでに緩和を始めているにもかかわらず、今年の利下げ幅を縮小する意向を示しており、国際的なFRBと乖離しているように見える。
●ブルームバーグ・エコノミクスの分析によると、FRBが利上げを据え置くことは、為替変動に悪影響を与えるという問題を引き起こし、インフレ率低下の進展を損なうリスクがあるという。
●FRB高官Loretta Mesterは今日この後、Bloomberg TVを含む3つのインタビューに答える予定で、Austan Goolsbeeも発言する予定。

クリーブランド連銀総裁 インフレ率２％に向かって低下するまでは現行水準で金利維持
●インフレに関してわたしの見方を変えていない
●インフレ鈍化を歓迎
●インフレ率２％に向かって低下するまでは現行水準で金利維持

ロボタクシーと300億台の人型ロボットは、テスラに30兆ドルの時価総額を創出！＝マスク氏
●マスクは、560億ドルの報酬パッケージが正式に承認された後の $テスラ(TSLA.US)$ の株主総会で、テクノロジーの未来とテスラの時価総額について非常に大胆な予測を行った。
●マスクは、テスラの人型ロボットとロボタクシーが大きな進歩を遂げ、テスラの時価総額をアップルの10倍、30兆ドル以上に引き上げると信じている。

アップル好調
●今年の米国株の記録的な上昇の大きな要因はハイテク企業の上昇であり、木曜日にはその好調さを示す最新の証拠が見られた。木曜日には、 $アップル(AAPL.US)$ が $マイクロソフト(MSFT.US)$ を抜き、世界で最も価値のある企業の座を奪還した。
●この出来事は、アップルが2020年8月以来最大の3日続伸を記録し、今週初めに3位から転落したことを含む、急激な上昇に続くものである。