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米国株投資家インタビュー!たぱぞうさんがいま注目する投資先は?

みなさん、moomooの特集個人投資家の投資体験談へようこそ!

前回の第1回では、40代前半でFIREを達成したたぱぞうさんの投資ヒストリーの概要をお聞きしました。第2回となる今回は、現在の市況に関するたぱぞうさんの見方や、投資先の考え方に焦点を当ててお話をお伺いしました。たぱぞうさんが注目しているセクターや、現在のポートフォリオについても詳しくお話しされているので、ぜひ参考にしてください!
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米国株投資家インタビュー!たぱぞうさんがいま注目する投資先は?
ポイント
長期的には円安、中期的には円高の可能性も
今の注目は米国債券やハイテクセクター
株式と現金の比率は7対3が理想
たぱぞうさんのプロフィール
米国株投資家、投資顧問会社のアドバイザー
2010年に米国株投資を始める
2019年に会社を退職して独立
現在の投資先はS&P500インデックスと不動産が半々程度
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――現在の市況についてどのようにお考えですか?特にmoomooコミュニティの方は、ドル円の行方に関心が高いようですが、どのように見ていますか?
たぱぞうさん:経済的な情勢を踏まえると、20年、30年という長期的に考えた場合、じりじり円安に向かうのは仕方ないと思っています。ただし、中期的には円高に巻き戻す可能性があると思います。ですので、いま一気に円資金をドルに振り向けることを急ぐ必要はないと思います。
ただし、ある程度ドルを持っていないと、機動的に投資を行うのに不便ではあります。これから米国株への投資を考えられている方は、積み立てや小口投資から始めて、投資経験を積みながらドル資金を増やしていくのがよいと思います。
――円はどの程度の期間で、どれぐらいまで円高になると考えていますか?
たぱぞうさん:基本的には購買力平価に寄せられるので、円安になるでしょうが、日米の金利差が縮小して円高に戻す動きが起きると、早々に1ドル=120円台まで行く可能性があるかもしれません。ですが、現時点では金利差が縮小していないので、円安基調は長期化する可能性もあると思います。
為替は変数が多く予測が非常に難しいので、あまり予測はしないようにしています。それよりも、しっかりリスク管理をして、大きな損失を避けることが大切だと考えています。
――米国の金利の動きは、投資にどのような影響が出るでしょうか?
たぱぞうさん:債券投資については、2017年の時点で検討したことがあるのですが、当時の金利の低さは、もう全然話にならない状況でした。ですが最近は、債券投資は「あり」だと思っています。まだ投資はしていませんが、見てはいます。今までは見てもいませんでした。ドルのキャッシュがあれば買ってもいいと思っているのですが、いまはないので、悩ましいところです。
ドル資産を持っているなら、債券投資もありでしょう。例えば、リスクの高い社債や欧州系の金融機関が発行している劣後債などの、7年ものや10年ものもあります。ただし、為替レートが1ドル=100円まで円高になってしまうと、一気に利益が消えてしまいます。為替リスクがあることは否めませんが、うまくいく可能性もあると思います。
逆に、株式はちょっと高いですよね。企業の業績が伸びていないので、ここから買っていくのは、私の視点とは違うかなと思います。金利のターミナルポイントが見えてきたので、実質プレミアムの巻き戻しのような感じで上がっていますね。
あと、生成AIへの期待で関連銘柄も上昇していますが、事業の中身自体が変わっているわけではありません。業績アップがない株価上昇は、ちょっと嫌な傾向だと感じています。
今の注目は米国債券やハイテクセクター
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――いま注目している業種や銘柄について教えていただけますか?
たぱぞうさん:やはり注目しているのはハイテクセクターですね。半導体関連は強いと思います。
エヌビディアは、投資していたとしたら、今年6月で終わったと思います。PERが100倍になってしまうと、私の視点とは合いません。業績が上がってくれば株価は1000ドルに達するかもしれませんが。
とはいえ、テスラのような銘柄もありますから、EPS(一株当たり純利益)だけで銘柄を選ぶものではないということも理解しています。テスラやアップルも追ってはいますが、私の目線とは合いません。ですが、ツイッターを買収して収益を上げているので、やはりマスク氏は特別だなとは思います。
――たぱぞうさんは現在、どの分野に投資していますか?
たぱぞうさん米国株はいまはS&P500のインデックスだけで、個別株は保有していません。インデックスは去年、自分の目線に合ったタイミングで投資しました。
米国株と国内の不動産が半々くらいのポートフォリオになっています。ただし、国内の不動産はかなりの部分がローンです。
国内の不動産は、去年、結構買いました。住居用不動産にしか投資しておらず、比較的リスクの高い商業用不動産には投資していません。いろいろなセミナーで「いまは安い」と言っていたので、私も近年では珍しく、ちょっと買いすぎてしまいました(笑)。東京や神奈川などの物件ですが、基本的には東京に寄せたいなと考えています。ただ、東京の物件は本当に高いです。マンションは建材費が高いので、木造アパートに投資しています。運良くフルローンで不動産が購入できました。ですので、今はちょっと資金を貯めています。
株式投資とハードアセット投資を並行してリスク管理をしていくというのは、今後も変わらないと思います。
株式と現金の比率は7対3が理想
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――投資先の資金配分を、どのように決めていますか?
たぱぞうさん:株式の場合は、現金との比率を見るようにしています。ただ、2010年以降は、株式が急激に伸びているため、キャッシュの確保が難しいというか、株式の割合がどんどん大きくなっています。本来は株式と現金の割合を7対3くらいにしようと思っていますが、現在は8割ほどが株式になっています。
さらに、不動産で良い物件が出てくるとまたキャッシュアウトするので、なかなか難しい状況ではありますね。
――日本株にはご興味はありませんか?
たぱぞうさん:全然ありません(笑)。いいなとは思いますけどね。日経平均株価が伸びていて、もっと伸びてほしいなとは思います。でも、ドルベースで見るとそんなに伸びていなかったりするんですよね。
――デリバティブ取引はされていますか?
たぱぞうさん:デリバティブはもう取引していませんね。本当にシンプルな取引しかしていません。逆張りとか、オプションを使ってヘッジをするとかは、一切やっていないです。シンプルに、安い時にドーンと入れて、長ければ数年保有するスタイルです。
オルタナティブに関しては、市場に非効率な部分があると思っています。米国は良いか悪いかは別にして、やはり資本主義に寄り添っていて、非常に合理的な市場だと思います。
《免責事項等》
●本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を目的とし、投資勧誘を目的としたものではありません。投資はお客様ご自身の判断で行ってください。
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