ウォール街「Ｔ＋１」移行、予想外の痛み－異動やバイサイドのコスト

更新日時 2024年9月4日 16:26 JST(一部抜粋)
約４割が為替や資金調達チームのスタッフを異動させている
銀行などの経費が減る一方、資産運用会社の資金調達コストは上昇

米株市場では今年５月、証券取引の決済期間を短縮し、決済日を約定日（トレードデート）の翌日とする「Ｔ＋１」がスタートした。移行は一見スムーズと思われたが、シティグループによると、多くの業界プレーヤーにとって順風満帆と言い難い状況が明らかになった。