ウェドブッシュ：今後1年でさらに77％上昇する可能性がある
ここ最近、テスラは徐々に失墜し、他の大型テクノロジー株との差はますます広がり、ウォール街のアナリストからも「嫌われる」ことが多くなっている。最近の例では、ウェルズ・ファーゴが最近テスラの目標株価を引き下げ、保有株の減額を推奨した。
しかし、テスラの大ファンで、米投資銀行ウェドブッシュの有名ストラテジストであるダン・アイブスと彼のチームは、市場はテスラ株に対して過度に弱気であり、テスラ株は今後12ヶ月で77％上昇する可能性があると述べている。
最新のレポートでは、「テスラの需要が2024年の残り期間でより安定し、価格引き下げが鈍化していることから、バッテリーコスト／生産は強力なコスト効率を示していると考えている。 さらに、同社は来年、3万ドルを下回る価格のモデル2を発売する予定だ。 これらはすべて、株価が反発するポジティブなシグナルだ。"
とはいえ、電気自動車に対する需要の低迷、利益率を悪化させている「価格競争」、ベルリン工場の一時閉鎖、マスク氏の報酬体系をめぐる論争など、テスラは短期的にはまだ多くの課題に直面していると同氏は指摘した。
しかし全体として、アイブズ氏はテスラ株が今後12ヶ月で315ドルまで上昇すると改めて予想した。 ウェルズ・ファーゴの見解とは対照的だ。 同行は2日、テスラの値下げ戦略が需要を押し下げるとして、テスラ株を「ホールド」に格下げした。
ウェルズ・ファーゴはテスラの目標株価を200ドルから120ドルに引き下げたが、これはウォール街で最も低い目標株価のひとつであり、株価がさらに30％下落することを意味する。
水曜日の終値で、株価は4.54％安の1株169.48ドル。 今年に入ってから、テスラの株価は約32％下落している。
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