〈Weekly分析 11月①〉ついに中期下落トレンドの水準を突破!現状調整下落しているが、今後上昇は狙えるのか?
※このコーナーでは多角的なテクニカル評価を行い包括的な分析をします。また、評価について「5(買い)~1(売り)」という判定で行います。
ビットコインETFフロー状況(評価 : 5/5)
→10/14~31までフロー額マイナスになっているのは2回のみ。圧倒的に流入額が多い状況となる
テクニカル分析(総合評価 : 3.06/5)
ポイント
・チャートパターン的にはエリオット波動「推進第5波」まで確認できそう。しかし、今後停滞・下落の場合はヘッドアンドショルダーも見えてくるため注意が必要。ファンダメンタル要素的な部分は「⑴ハリス氏支持率再燃」「⑵中東情勢悪化」については引き続き不透明感が続きそう?
・現状調整下落しているが、中期目線的には勢い・出来高ともにプラスで推移する。上昇目線でよいのでは?
・絶賛上昇トレンド中であるが、少し陰りあり。特に短期目線(DMI)では調整・停滞が少しだけ続きそう?
・市場の過熱感について、極度の加熱から若干落ち着いた印象。しかしMACDのデッドクロスを見るに、まだ油断できず下落余地はあり。
☆市場センチメント(評価:3/5)
※市場センチメントについて典型的なチャートパターンを用いて大まかな展開を分析します。
・チャートパターン(3.5/5)
69000ドルで一時下落・停滞し三角持合いの形になるも、71000ドルのレジスタンスラインを突破。現在は大統領選挙直前ということもあり、調整気味の動きをしている(①)。しかし、現状69000付近でとどまっており「エリオット波動第4推進波」まで確認できている。
・ダウ理論(2.5/5)
下落トレンド材料「ハリストレード懸念」ではばまれていたが、トランプ氏支持率上昇により71000ドルのレジスタンスラインを突破し中期上昇トレンドへ転換する。しかし、「⑴中東情勢悪化」「⑵ハリス氏支持率巻き返し」を受けてか調整下落し、再度70000ドル付近まで戻ってくる。
→チャートパターン的にはエリオット波動「推進第5波」まで確認できそう。しかし、今後停滞・下落の場合はヘッドアンドショルダーも見えてくるため注意が必要。ファンダメンタル要素的な部分は「⑴ハリス氏支持率再燃」「⑵中東情勢悪化」については引き続き不透明感が続きそう?
☆売買タイミング(評価: 2.75/5)
※移動平均線と出来高を組み合わせて売りor買いのタイミングを分析します。
・移動平均線(3/5)
ローソク足について一時的に5日移動平均線にサポートされるも、現在は下抜けする。50/200日移動平均線のゴールデンクロス発生。
・出来高移動平均線(2.5/5)
10/28に買いの出来高が急増した後、連日して売りの出来高が発生(10/19以降から出来高自体はプラスで終了している)。短期/中期移動平均線について、短期移動平均線が下落しており、デッドクロス示唆が出ている。
→現状調整下落しているが、中期目線的には勢い・出来高ともにプラスで推移する。上昇目線でよいのでは?
☆トレンド(評価: 3.25/5)
※中長期の上昇・下落トレンドを分析します。
・一目均衡表(4/5)
「①遅行スパンのローソク足上抜け」「②転換線>基準線」「③一目均衡表の雲上抜け」の三役好転中。基準線について、転換線と高値でクロスしそうなため注意が必要。
・DMI(2.5/5)
PDI/MDI/ADXともに幅が収束しつつある。PDI/ADXが中間位置でクロス、MDIわずかに上昇。
→絶賛上昇トレンド中であるが、少し陰りあり。特に短期目線(DMI)では調整・停滞が少しだけ続きそう?
☆過熱感(評価: 3.25/5)
※買われすぎ水準などから、過熱感を分析します
・BOLL(3/5)
基準線から一時的に+2σまで上昇するも、調整下落で+1σを下抜けしてしまう。
・RSI(2.5/5)
71000ドルのレジスタンスラインを突破時点で70付近の極度の買われすぎ水準まで上昇。現状は58付近まで下落し過熱感減少する。
・MACD(1/5)
10/25(金)にデッドクロス発生。しかし高値圏でもみ合いダマしで終わる。現状再度高値圏でデッドクロス発生。
→市場の過熱感について、極度の加熱から若干落ち着いた印象。しかしMACDのデッドクロスを見るに、まだ油断できず下落余地はあり。
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