1月に注目すべき米株の重要イベントは？「CES 2025」を開催、トランプ就任演説、FRBが政策金利発表

●米12月ISM製造業景気指数（日本時間1月3日・金）
米・11月ISM製造業景況指数：48.4（予想：47.6、9月：46.5）

●世界最大級のテクノロジー展示会「CES 2025」がラスベガスで開催
世界最大級のテクノロジー展「CES 2025」が2025年1月7日（火）から10日（金）までの４日間、米・ラスベガスで開催される。2024年の大会では、138000人以上の参加者と4312の出展企業が集結し、161カ国からの参加があった。全参加者の約40％が米国外からの参加者であり、日本からは6000人が参加した。2025年度の開催を予定する基調講演のラインナップも豪華だ。エヌビディアの創業者兼CEOのジェンスン・フアン氏は、1月7日に基調講演を行います。また、パナソニックホールディングスのグループCEOの楠見雄規氏は、「CES 2025」のオープニング基調講演者に指名された。

●米12月雇用統計（日本時間1月10日・金）
米国労働省が発表した雇用統計によると、11月の非農業部門雇用者数は14.6万人増、市場予想の16.6万人増を下回り、前期が23.3万人増。11月失業率の市場予想は4.2%、前期は4.1%。
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●米12月生産者物価指数PPI（日本時間1月14日・火）
米労働省が発表した11月の生産者物価指数（PPI）、前月比は0.4%増と市場予想の0.2%増を上回り、インフレ抑制の進展が鈍化しているとの見方が強まっている。前年比3.0％増、2023年2月以来最大の伸びとなった。
関連記事：更新 -【指標速報】米11月生産者物価指数(PPI)、前月比0.4%増で予想を上回る

●米12月CPI（日本時間1月15日・水）
米11月の消費者物価指数（CPI）は前年比2.7%上昇、市場予想が2.7%上昇、10月の2.6%上昇からやや加速している。前月比は0.3%上昇、市場予想の0.3%上昇と一致、前期が0.2%上昇。
関連記事：更新‐【指標速報】米11月CPI、前年比2.7％上昇で市場予想と一致　12月利下げ確率上昇

●米12月小売売上高（日本時間1月16日・木）
米・11月小売売上高：前月比+0.7％（予想：+0.6％、10月：+0.4％）米・11月小売売上高(自動車除く)：前月比+0.2％（予想：+0.4％、10月：+0.1％）

●米政権交代、トランプ就任演説
米国では、1月20日に大統領就任式が行われ、トランプ氏による新政権が始動する。トランプ氏公約の減税・規制緩和・関税政策が米国の経済成長と企業利益を押し上げると期待される。トランプ氏は新政権の発足に向けて人事を進めると共に、選挙で掲げた政策を政権発足直後から積極的に推進する方針を明確にしている。また、トランプ氏は新政権の発足に際し、各国の大使や連邦政府の15省の閣僚を指名するなど、前任期に比べて速いペースで重要な人事を発表している。
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●FRB、政策金利発表
米連邦準備制度理事会（FRB）は、12月17・18日に開催した米連邦公開市場委員会（FOMC）で、政策金利（FF金利の誘導目標）を0.25％ポイント引き下げる決定をした。2024年は3回の利下げで、金利水準は5.50％から4.50％に引き下げられたことになる。2025年に見込む利下げ回数は9月の4回から2回になったが、金利水準は4.50％→4.00％（通常、一回で0.25％利下げ）になる見通しだ。
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●米12月PCE（日本時間1月31日・金）
米・11月コアPCE価格指数：前年比+2.8％（予想：+2.9％、10月：+2.8％）米・11月個人所得：前月比+0.3％（予想：+0.4％、10月：+0.6％）米・11月個人消費支出(PCE)：前月比+0.4％（予想：+0.5％、10月：+0.4％）
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※1月1日は元日で休場となる。1月20日はキング牧師生誕記念日のため休場

出所：moomoo、みんかぶ
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