順イールド時が不況の入り口とは限らない場合とは
$米国債2年 (US2Y.BD)$ 一般的に「順イールド移行は景気後退のサインと言われるますがその限りではない」というのをちょいちょい見かけます。自分も以前は鵜呑みにしてましたが「その限りではない」というのはどういう時かと。不況のサインとなるケースは景気後退局面で景気刺激策として政策金利引下げ局面で短期金利がそれに準じて下降する場合、又は政策金利引下げ局面でない状況及び最低政策金利状態において軽度不況懸念により短期債が買われ短期金利が低下する場合だと思ってます。また「その限りではない」のは景気堅調下で高インフレ状態抑制を目的とした高金利政策金利がインフレ鈍化に伴い緩和され、引き下げられた場合に短期債がそれに準じて金利低下した場合だと考えます。また短期金利が政策金利同値又はそれを超えている状態は景気堅調以上状態(いずれも中立金利以上を条件)かと。過去2000年以降の金利引き下げは後手に回り過度の関税による貿易摩擦、規制緩和、高インフレで消費が追いつかず景気後退、不況局面面に陥り短期金利から下降する順イールドが形成されましたが今回は予防的緩和が先行したため今現在は後退局面じゃないと思うけど。過去の多くはそうだったため「順イールド=不況への移行」で括られちゃってますが説明が面倒で省略されてるんでしょうね。この先のトランプ政権での懸念されるインフレ政策のコントロールのカギはやはり金利の管理だと思います。FRBが臆せず先行して金利を引き上げれなければやはりインフレ不況は来るんだと思います。パウエルさんは良くやってると思うけど過去例でFRBも当然学習はしてるはずなんで期待したい
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