日銀による金融政策決定会合が7月30-31日に開催することから、先週の河野デジタル大臣の発言のように金融政策に関する様々な発言が飛び交いやすく、為替市場ではドルがその都度、上下に振れる展開となりそうだ。為替市場、株式市場ともに、7月末までは落ち着くのは難しそうな状況か。今時点では、国債買入の減額スケジュールが示され、追加の利上げ実施は見送られるとの見方が強いが、日銀関係者のリーク情報など様々な思惑が錯綜することから、株式市場、為替市場、金利市場ともに神経質な地合いが続くと考える。同時に米連邦公開市場委員会(FOMC)も、日銀会合と同時期に実施される。今回のFOMC会合は無風での通過が予想されているが、次回の9月会合での利下げ実施に向けて、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が、何かしらの発言を残す可能性はある。トランプ前米大統領の「大統領選挙前に利下げを行うべきではない」というプレッシャーに対するパウエルFRB議長の対応力にも注目だ。
181338057犬心久美子 : 先読みは大事だけど先走りじゃないの
181338057犬心久美子 : いいね 下さった方々様有難う御座います