ログアウト
donwloadimg

アプリをダウンロード

ログイン後利用可能
トップに戻る

24年初の米国株、調整局面を迎えるか?絶好調の23年の後、1月相場を左右する要素は

avatar
moomooニュース米国株 コラムを発表しました · 01/02 22:59
23年の米国株はFRBが利上げを続ける中で、想定外の24%の急騰を記録したが、2024年1月もこの騰勢を続けられるか?1日の米国市場でダウ平均は小反発の一方、ナスダックは大幅安となった。オッペンハイマー・アセット・マネジメントによると、米国株は今年初めから一息つき第4四半期の決算シーズン開始までデータに左右される展開が続きそうだ。
また、S&P500はここ数週間、テクニカル的に買われすぎている。ルネッサンス・マクロのJeff deGraaf氏は、10月以来の上昇の勢いと幅広さが、今のところセンチメントの強さへの懸念を上回っているという。同氏は、第1四半期に反落する可能性はかなり高いが、トレンドからは押し目買いモードで調整局面での下げ幅はおそらく4600前後(3-4%下落)にとどまると見ている。歴史を振り返ってみると、S&P500は年間20%以上上昇したケースが少なくない。1928年以降、S&P500は約36%の割合で年間20%以上の上昇を記録している。
S&P500は20%以上上昇した後はどうなるのか?
20%上昇後のリターンはかなり広範囲に分散している。S&P500が20%上昇した年の翌年に上昇した場合(65%)、平均上昇率は18.8%。下落した場合(35%)の平均下落率は9.1%
24年初の米国株、調整局面を迎えるか?絶好調の23年の後、1月相場を左右する要素は
翌年1月はどうなるのか?
20%上昇した年の翌年1月は上昇しにくい。DataTrek Researchの共同設立者であるJessica Rabe氏は、1958年以来、S&P500は20%上昇した年の翌年の1月に0.2%下落しているが、そのリターンも広範囲に分散していると指摘。
「S&P500が好調な年(+20%)を記録した場合、翌年1月にも上昇するかどうかは五分五分だ」
一方、米株式市場にはいわゆる「1月効果」があり、つまり新年最初の月は通常プラスのリターンが得られる。しかし、「1月効果」が見られたのは1990年代までであり、2000年代には大きなマイナスのリターンを計上している。2010年代には再び1月の平均月次リターンが高くなっているがその差はわずかであり、2020年代はマイナスのリターンだ。また、テクニカル、センチメント指標、経済データなどの要素を考慮すると、今年の株式市場は必ずしも1月効果が得られるとは限らない。以下は、1月の株式市場を左右しそうな要素である。
・センチメント/VIX総合指数
センチメント/VIX総合指数が7月と同じ水準に達したことを考えると、S&P500は今後数ヶ月で調整する可能性がある。
24年初の米国株、調整局面を迎えるか?絶好調の23年の後、1月相場を左右する要素は
・米国株はすでに買われすぎ
FactSetのデータによると、S&P500の14日RSI(相対力指数)は12月19日に82.4まで上昇し、2020年以来の高水準となった。RSIはその後戻しているものの、アナリストが「買われすぎ」と判断する基準値である70前後で推移している。
24年初の米国株、調整局面を迎えるか?絶好調の23年の後、1月相場を左右する要素は
・1月発表のインフレ率の低下は限定的か
クリーブランド連銀のインフレ予想は、12月のコア消費者物価指数が0.3%以上上昇としている。これが正しければ、5月以来の高値となる。仮にコアインフレ率が若干低下したとしても、株価は過去のように熱狂的に反応する可能性は低いだろう。
・決算シーズンは期待外れの可能性も
米大手企業は、高インフレと高金利により、22年第4四半期から3四半期連続で収益が前年同期比で縮小している。この"業績後退"は第3四半期にようやく終息に向かったが、投資家が今、企業が2024年にウォール街の高い期待に応えられるか、というジレンマに直面している。
・地政学的要因
地政学的要因は、今年の世界市場にとって最大のブラック・スワンであると多くの機関投資家が見ている。23年には、イスラエル・パレスチナ紛争、ロシア・ウクライナ紛争がまだ進行中で、紅海航路の問題もあり、これらの問題は2024年にも解決できない可能性がある。同時に、米国は2024年に総選挙を迎え、債務上限問題が超党派の焦点となる。
2024年のS&P500はどこまで上昇できるか?
DataTrekの共同設立者でもあるNicholas Colas氏は、1928年以来、S&P500が連続で20%上昇したのはわずか9回しかなくかなり稀だと指摘。1995年から1999年にかけての暴騰は確かに凄まじいものだったが、S&P500が連続で20%上昇を記録したのはそれが最後であるという。Colas氏によると、20%の上昇を達成するには、すべてが正しく進む必要がある。米国/世界経済と企業収益が失速することはない生成AIがその価値を証明し、投資家の信頼を1990年代後半と同じようなレベルまで押し上げなければならないという。
一方、23年の米国株は24%の急騰を記録したが、過去2年間を振り返ってみると、S&P500はほぼ対称的な往復をしたに過ぎない。足元では、22年初以来の高値からあと1.5%のレベルまで戻ってきた。Ned Davis Researchの米国チーフ・ストラテジスト、Ed Clissold氏によれば、1928年以来、S&P500が1年以上、史上最高値を更新しなかったことは14回ある。S&P500は、このように長い時間をかけて史上最高値に戻ると、その後1年間で14回のうち13回が上昇し、平均14%上昇したという。
24年初の米国株、調整局面を迎えるか?絶好調の23年の後、1月相場を左右する要素は
ーmoomooニュースSherry
出所:CNBC、Marketwatch、ISABELNET
免責事項:このコンテンツは、Moomoo Technologies Incが情報交換及び教育目的でのみ提供するものです。 さらに詳しい情報
25
2
+0
13
翻訳
報告
566K 回閲覧
コメント
サインインコメントをする
  • 182358851 : マジかー(ーー;)

  • 181053468 : lcc

  • 181086746 : S&P500を見ると私みたいな、基本、株式の投機しかしない者ならば1度利確しておこうと思うの者もかなり居るでしょうな。
     (。・_・。)

  • 181338057犬心久美子 : 先ず最初に来るのは債務上限問題かな。
    先延ばし したって決めなきゃならない。
    アメリカ🇺🇸もウクライナへの支援を少し控えないとかも。誰かさんみたいに、外国へばら撒きして、日本国民の血税なのに。更に国民から
    増税で奪う。自国を豊かにせずして何が新しい資本主義だ[undefined] ロシア、ウクはもう明らかに勝負付いてる。西側諸国も支援疲れ。
    イスラエル、パレスチナは世界経済の
    ハブ部分を握る。輸送コンテナ🚢攻撃されたり
    迂回のコスト大で、イギリス、アメリカが
    つい❗️先日、本気でブチ切れた。
    マジで、ドンパチ戦争🪖💥寸前らしいです。
    下手に動けなかったのは
    バックにイラン🇮🇷と言う国の存在があるからかな。
    地政学的な事はマーケットにも影響するし、
    非常に不安定になる。
    2023年のアメリカマーケットが厳しい引き締めや金利上げに耐え抜いたは、食糧や生活必需品の旺盛な消費。賃金も上がったけど、
    行き渡れば、賃金は上がらず、賃金上がらないなら財布の紐締める。そうなると景気後退懸念も考えちゃうね。企業や富裕層だけは
    ホクホクでも、中間層〜豊かになっていかないと。2024年は世界で、選挙year。
    バイデンさんは、実質、機能不全な人。
    トップ、ボスが変わればマーケットも
    期待して明るい方へ✴️向いていくこと
    願って🙏

  • 千葉 : s500は昨年末利確して 新年を迎えました。初めての事に挑戦します。

  • 182671388 : 日本のNISAからの流入が
    下支えになるかな?

  • 人類 181338057犬心久美子 : バイデンはオバマのおかげで、福大と大統領になった。しかし、オバマから何も学ばず去って行くでしょう。残念😢

  • 人類 181338057犬心久美子 : バイデンはオバマのおかげで、福大と大統領になった。しかし、オバマから何も学ばず去って行くでしょう。残念😢

  • 千葉 : 後半には効いて来ます!

  • wwolfvct : ワンチャン調整
    ▲大暴落で!
    👺👺👺🔥🔥🔥🔥

もっとコメントを見る...