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米株市場の崩壊はこのチャートを見るべし!

今もの凄く強い米国市場ですが、これが天井を打ってしっかりとした下落相場になる時、その「炭鉱のカナリア」になる銘柄やチャートがいくつかあります。
銅価格:実需のマテリアル、銅の下落はそのまま景気不安を表す
小売売上高:米国のGDPの7割は個人消費が占めるので、小売売上高の減少はそのまま景気減速を表す
ホームデポ株価:小売でも大型家電、家具は引っ越しや住宅購入と密接に関連。これが軟調になるなら景気減速を表す
などなど。
さらに過去のリセッション(景気後退)の起点となった時期によく下落転換していると知られているのが「FedEx」です。
輸送セクターでDJT(ダウ輸送株平均)にも入っている銘柄です。いわゆる景気敏感株セクターです。メインは貨物ですから、旅客よりもさらにダイレクトに景気減速が早めに影響します。
景気が悪くなれば企業は生産活動を縮小しますから、様々な業種で商品の生産が減少、積荷の減少となって先にFedExのような貨物系輸送業の業績が悪化します。
ということで、FedExの長期チャートで節目を割ってくると米国景気がヤバい!ということになります。
基本的に米国が下げれば日本株も下がるんですが、今の地合いはより顕著です。そして米国が崩れる前に日本株が大きく崩れてきました。ここに米国が崩れてくると、日経平均は38000どころか37000円割れを見に行く流れになりかねません
ということで、FedExの月足チャートを見てみましょう。
米株市場の崩壊はこのチャートを見るべし!
橙が12ヶ月MA赤が24ヶ月MAです。
橙を割るといずれ赤も割っています。そして赤の24ヶ月MA=2年MAを割る展開になれば、早くて半年、長ければ2年の低迷期に入っていることが分かります。
既に先月の5月に橙の12ヶ月MAを割ってきています。これは1年平均を割っているということですから、完全に上昇トレンドが終わっています。株式市場は半年から9ヶ月先を見ますが、景気敏感株は1年ほど先を織り込みにいきます。
24ヶ月MAを割るまであと6%ほど幅がありますが、3ヶ月連続で下げておりこの間15%も下げています。
つまり6%なら来月にも到達します。
このまま下げ止まらず、夏場に赤の24ヶ月MAを割ってくれば、高い確率で米国の景気は減速、株価は下落トレンドに入っていきます。なので、週イチくらいでFedExのチャートを見ておくといいと思います。
ちなみに2008年9月のリーマンショックの際も1年前の2007年9月に24ヶ月MAを割り込み、そこからFedExは60%下げました。そしてこの間S&P500は50%下げています。
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