$エヌビディア (NVDA.US)$が5日続伸、累計で14%の上昇を記録した。10日の終値は133.57ドルとなり、同社の時価総額が再び3兆ドルに達した。ここ数週間、エヌビディアの株価は複数の要因で上値が重くなっている。主な要因の1つは、 中国のAI（人工知能）開発企業DeepSeek（ディープシーク）の影響だ。また、同社の新しい「Blackwell」チップの進展に対する市場の懸念が広がる。
DeepSeek、NVIDIA製品需要を押し上げる可能性
エバーコアISIのアナリスト、マーク・リパシス（Mark Lipacis）は、エヌビディアの株価に対するウォール街の懸念を否定し、同社の決算発表前に「買い」を推奨し、株価に「タクティカル・アウトパフォーム」の評価を与えている。同氏は、エヌビディアが2月26日に「ポジティブな業績と見通し」を発表すると予想している。
一方、エバーコアISIのアナリストは、ディープシークが人工知能の需要に与える影響は 「革命的というよりは進化的だ 」と指摘した。ビジネス世論調査によると、ディープ...

DeepSeekショックからおよそ2週間が過ぎ、米国株式市場は落ち着きを取り戻しつつある。一方、DeepSeekショックがAI業界や株式市場に与え得る影響をめぐっては、まだ議論が盛んに行われている。DeepSeekショックは短期という見方もあれば、中長期的にはAIコストの低下⇒AI普及の加速につながるとの見方も多い。
もっともDeepSeekのブレークスルーに対しては、その信憑性を疑う声も多い。他方、マイクロソフトとアマゾンドットコムの米2大テック大手は自社のクラウドでDeepSeekのAIモデルを利用可能にすると発表した。米国の研究所やテック大手はDeepSeek自身に対して”興味”を持っているというより、「低コスト・高性能・オープンソースのAIモデルが短期間で構築可能」という点に注目している。すでに、米有力の研究機関・アレンAI研究所が最新のオープンソースAIモデルを発表し、DeepSeekのAIモデルのパフォーマンスを超えたと説明している。マサチューセッツ工科大学（MIT）が所有する...

米IT大手の $アマゾン･ドットコム (AMZN.US)$が現地2月6日引け後に2024年第4四半期（10‐12月期）決算を発表。25年第1四半期売上高、営業利益見通しはアナリスト予想を下回った。株価は、時間外取引で4％下落した。
アマゾンが発表した第4四半期決算は年末商戦で売上高が予想を上回ったものの、25年第1四半期の見通しが低調で、AWS事業の成長率が予想を下回り、同社の株価は時間外で一時7％下落した。 一方、同社第4四半期の資本支出はアナリストの予想を大きく上回り、過去最高を記録した。2025年に1050億ドルに達すると予想され、アマゾンがAI事業の成長を支えるために支出を拡大していることを示唆している。
決算ハイライト
第4四半期（10‐12月）
●EPS（1株当たり利益）：1.86ドル（前年同期比86％増、予想1.50ドル）
●売上高：1877.92億ドル（前年同期比10％増、予想1873.18億ドル）
●営業利益：212億ドル（前年同期比61％増、予想188.4億ドル）
●設備投...

moomooユーザーの皆様、こんにちは！大引けお疲れ様でした。本日の株式相場概況は以下の通りです。よろしくお願いします。
●日経平均は前営業日比235.05円高の39066.53円で終了
●「銀行」が１４位にランク、日銀の利上げ継続観測で国内金利に先高観＜注目テーマ＞
●日産自が反発しホンダは売り優勢、経営統合協議の撤回でロングショートのアンワインド観測
●ＱＰＳ研究所など宇宙関連株でＳ高相次ぐ、日米首脳会談の共同声明巡る報道で資金流入
●アドテスト、ディスコなど半導体製造装置関連が高い、米エヌビディアの大幅高に追随
●注目銘柄: $トヨタ自動車 (7203.JP)$、 $日産自動車 (7201.JP)$、 $本田技研工業 (7267.JP)$、 $アドバンテスト (6857.JP)$ $ディスコ (6146.JP)$、 $三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306.JP)$、 $日産自動車 (7201.JP)$、 $ダイキン工業 (6367.JP)$、 $フジ・メディア・ホールディングス (4676.JP)$
ーmoomooニュース日本株Alic...

米グーグル親会社の $アルファベット クラスC (GOOG.US)$は、2月4日（引け後）に2024年第4四半期決算を発表した。2024年10-12月期（第4四半期）決算で、傘下のグーグルの増収率が鈍化したことが嫌気されている。決算を受け、米アルファベットが時間外取引で7.7％余り下落している。
決算ハイライト
●2024年10-12月期のグーグルのクラウドコンピューティング部門の売上高は前年同期比30.1％増の120億ドルで、アナリスト予想を下回った。前四半期と比べて増収ペースは大きく減速した。
●検索広告の収入は540億ドルで、アナリスト予想をわずかに上回った。
●ユーチューブ部門の売上高は105億ドルで、アナリスト予想の102億ドルを上回った。フィリップ・シンドラー最高事業責任者（CBO）は決算発表に関する投資家向け電話会見で、ポッドキャストにユーチューブが早期に投資したことが奏功したと述べ、米国の選挙で人気を博し与野党による広告支出増加につながったと付け加えた。
●自動運転車事業ウェイモや生命科...

●米1月ISM製造業景気指数（日本時2月4日・火）
供給管理協会（ISM）が7日発表した2024年12月の非製造業景況指数は54.1と、11月の52.1から上昇し、市場予想（53.4）を上回った。
関連記事：米ISM非製造業景況指数、12月は54.1に上昇 予想上回る
●米1月雇用統計（日本時間2月7日・金）
米12月の非農業部門雇用者数は25.6万人増、市場予想の16.4万人増を大幅に上回る。これは2024年3月以来の最高水準である。12月の失業率は4.1%、市場予想の4.2%を上回る。一方、製造業の雇用者数は1.3万人減少し、唯一のマイナスとなった分野である。  
関連記事：更新 -【指標速報】米12月の非農業部門雇用25.6万人増、市場予想を大幅に上回る　30年物米国債利回りは5％を超え、2023年11月以来の高水準に
●米1月CPI（日本時間2月12日・水）
米12月の消費者物価指数（CPI）は前年比2.9%上昇、市場予想が2.9%上昇。コアCPIは前年比3.2%...

$ビットコイン (BTC.CC)$が日本時間16日の午前一時10万ドル台に回復した。仮想通貨関連株の $マイクロストラテジー クラスA (MSTR.US)$ や $コインベース (COIN.US)$などが続伸し、15日の米株市場取引でそれぞれ5％、7％高で引けた。昨夜発表された昨年12月の米消費者物価指数（CPI）コア指数の伸びが予想を下回ったのを受け、リスク資産への需要が高まったようである。また、暗号資産支持を表明しているトランプ氏がまもなく米大統領に就任する。就任後、暗号資産業界にとってポジティブな大統領令を出すと期待されている。
トランプ次期政権のＳＥＣ、暗号資産規制見直しに着手
トランプ氏だけでなく、規制当局の要職にも暗号資産を支持する幹部も指名された。ロイターの報道によると、アメリカ証券取引委員会（SEC）の共和党の幹部が、来週に暗号通貨の政策を見直す準備が進んでいる。このタイミングは、次期大統領ドナルド・トランプの就任式と同時になる予定だ。情報筋によると、ヘスター・ピアス氏とマーク・ウエダ氏両委員は、暗号通貨を証券と見な...