※サンキーチャートは後ほど更新
米動画配信サービス大手 $ネットフリックス (NFLX.US)$が18日に2024年1〜3月期決算を発表した。売上高が前年同期と比べ15%増の93億7000万ドル、純利益が79%増の23億3200万ドルだった。売上高、利益ともに市場予想を上回った。
アカウントを共有する「ただ乗り」を禁止した効果が出たほか、広告付きの安価なプランの契約が65%伸び、会員数は3カ月間で930万人と市場予想の2倍近い伸びを記録。4四半期連続で増収増益となり、四半期ベースで過去最高益を更新した。
好調な決算にもかかわらず、株価は引け後の時間外取引で一時7.4％下落した。
同社は18日の投資家向け書簡で、24年4〜6月期の会員純増数は季節性の理由により、1〜3月期に比べて鈍化するとの見通しを示した。第2四半期の売上高予想は94億9000万ドルと、アナリスト予想の95億3700万ドルを下回った。
また、ネットフリックスは2025年第1四半期から四半期ごとの新規会員数開示をやめ、節目に達した場合のみ発表する方針を明...

次世代の高速計算機「量子コンピューター」の開発に国内企業が本腰を入れている。量子コンピューターで商用化されているのはまだ一握りに過ぎないが、大量の情報を高速で処理することができるとしてAI（人工知能）の機械学習、創薬や素材開発、金融、暗号といった分野での活用が強く期待されている。米半導体大手 $エヌビディア (NVDA.US)$も生成AI開発を支えるための量子コンピューティング領域に注力している。
世界的に開発競争が本格化
海外では米グーグルや $アイビーエム (IBM.US)$、カナダのD-Wave Systemsのほか、 $ソフトバンクグループ (9984.JP)$も出資する米 $イオンQ・インク (IONQ.US)$といった商用化が軌道に乗っている企業が目立つ。今年２月にはエヌビディアが量子コンピューターのシミュレーションができるスパコンEosを発表した。国内では、23年3月に理化学研究所や $富士通 (6702.JP)$、 $日本電信電話 (9432.JP)$などによる...