2024年1月5日22:30発表の米国失業率は3.7%でした。これは去年2023年12月分の失業率です。2023年度の最低値である3.4%と比べれば上昇傾向にありますが、直近5ヵ月では
9月発表失業率3.8%
10月発表失業率3.8%
11月発表失業率3.9%
12月発表失業率3.7%
1月発表失業率3.7%(今回)
と、よりミクロ視点で捉えると失業率は下がっています。市場予測よりも失業率が上がらない、労働市場が堅調過ぎる、と利下げが起きないのでは？政策金利が高止まりするという思惑から突如、株安に触れる可能性もあるので、今後も楽天的になりすぎないように注意しましょう。私は去年の投稿で失業率は上げ渋ると言っていましたので、予想通りの展開です。より長期的な視点で失業率を見れば1960年以降で25ヵ月連続で4%以下の低水準で推移したことは無かった為、米国雇用が強いことは確かです。失業率と同じタイミングで発表されたNFP(非農業部門雇用者数)は21.6万人でした。直近3ヵ月では
11月発表NFP15万人
12月発表NFP17.3万人
1月発表NFP21.6万人(今回)
こちらも失業...

政府の経済対策として、半導体の生産能力強化に向け約２兆円を支援することを盛り込んだ2023年度の補正予算案が10日、閣議決定した。昨年度の1.3兆円から5割増となる。恩恵を受ける可能性がある関連銘柄の物色が広がりそうだ。
報道されている支援の具体的な内容としては、先端半導体の製造を目指すラピダスの試作ラインや $インテル(INTC.US)$の研究拠点の整備、先端半導体の設計向けにおよそ6500億円を計上。 $タイワン・セミコンダクター・マニュファクチャリング(TSM.US)$の熊本第2工場の建設費などには7700億円程度を用意する。また、台湾ファウンドリー、力晶積成電子製造（PSMC）の宮城工場の建設費用や、半導体製造装置、電気自動車（EV）などに使うパワー半導体には4600億円程度を追加する。
ラピダスに出資しているのは、キオクシア、 $トヨタ自動車(7203.JP)$、...