人工知能（AI）は年初から注目を浴びており、特にトランプ大統領が米国内のAIインフラに「少なくとも5000億ドル」を投資する壮大な共同プロジェクトを打ち出したことで、大きな話題を呼んでいる。さらに、最近では中国のスタートアップ企業DeepSeekが、そのAIモデルが低コストで提供し、業界に衝撃をもたらした。AI技術が各業界で飛躍的な成長を遂げる中、革新的なAI製品やサービスに対する世界的な需要が日々増加している。AI産業の再構築に伴い、AI技術を活用した医療・ヘルスケア関連株も、ここにきて大きな上昇を見せている。
$ソフトバンクグループ (9984.JP)$の孫正義氏が出資、元米下院議長のペロシ氏、アークのキャシー・ウッド氏などが保有している $テンパスAI (TEM.US)$ は年初来１１０％超上昇。昨年170％の急騰を記録した遠隔医療企業 $ヒムズ&ハーズ・ヘルス (HIMS.US)$ は、今年も80％の上昇を続けている。 同じ遠隔医療企業の $テラドック・ヘルス (TDOC.US)$は...

AIデータセンター投資の拡大を受け、インフラ関連株の人気が継続している。光ファイバーなどの通信インフラを手掛ける「電線御三家」の $フジクラ (5803.JP)$、 $住友電気工業 (5802.JP)$、 $古河電気工業 (5801.JP)$は足元の需要が好調で25年3月期の通期連結業績をいずれも上方修正した。フジクラは今期3連続の上方修正となった。
▼電線御三家の25年3月期連結業績予想の修正状況
DeepSeekショック受けたAI投資鈍化懸念は杞憂か
1月末には中国DeepSeekによる低コストAIの台頭でAIインフラ・ハード投資の鈍化懸念が広がり、3銘柄とも大きく下落した。しかしいずれも決算発表後に大きく切り返して上昇、フジクラは上場来高値を更新した。フジクラはデータセンター向け売上高の比率が高く、AI投資の恩恵を最も受けるため選好されやすい。ほかの2社もフジクラと同様にAI投資関連のヘッドラインに連動した値動きをしているように見えるが、収益構造はフジクラとは異なる。住友電工も古...

国内自動車ビッグ3（ $トヨタ自動車 (7203.JP)$、 $本田技研工業 (7267.JP)$、 $日産自動車 (7201.JP)$）の25年3月期第3四半期（10－12月）決算は、前四半期（7－9月）からの苦境が続いている。対象的に目立ったのが、 $スズキ (7269.JP)$の好調ぶりだった。
トヨタは営業利益率の低下が続き、ホンダは販売台数が前年同期比で2ケタ落ち込み、前四半期に赤字に転落した日産は赤字幅を拡大。ホンダと日産は経営統合に向けた検討を終了したと発表し、日産は新たなパートナー探しを急ぐ。
これに対し、スズキは販売台数を伸ばし、日産に肉薄。米国への依存度が極端に少ないことでトランプ関税への影響懸念がほぼゼロであるのも強みとなっており、株価は上昇基調にある。
トヨタの回復は道半ば
トヨタは対前年同期比の販売台数の減少率が1.6％となり、7－9月の前四半期の3.8％減から半減した。ただ、営業利益は前年同期を3割近く下回り、営業利益率は10％を割り込んだ。前四半期（7－9月）と...

Moomooユーザーの皆様、こんばんは！NY株の読み筋です。
市場概況
米国市場スタート、優良株で構成するダウ工業株30種平均は9.56ドル高の44720.99ドル、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が11.18ポイント高の19956.82で始まった。米国大型株である500社の銘柄で構成するS＆P500種平均は0.45ポイント高の6115.52。
$NYダウ (.DJI.US)$
$Nasdaq Composite Index (.IXIC.US)$
$S&P 500 Index (.SPX.US)$
トップニュース
今晩の展望
●日本時間14日午後10時30分に発表された米・1月小売売上高は予想下回り、前月比―0.9％％となった。
● $テスラ (TSLA.US)$は時間外で一時約2％上昇。レイ・ダリオ氏が率いる世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーターが提出した最新の13-F（米証券取引委員会への四半期報告）によると、同社は第4四半期にテスラ株を6200万ドル（0.28%...