今週のポイント
今週の日本株は波乱含みの展開になりそうだ。ドル円が不安定な動きをみせる中、日米の中銀イベントが開催され、金融市場は緩和の程度を見極めようとしているため、市場では警戒感が高まりやすい。こうした中、米ハイテク大手の決算発表が目白押しとなり、このところ軟調に推移していたハイテク株に巻き戻しの動きが出るか注目されている。その他、8月2日には米7月雇用統計が予定されており、目の離せない展開となりそうだ。
日銀は30～31日に金融政策決定会合を開く。日銀は国債買い入れの減額計画の決定とともに、追加利上げに踏み切るかが最大の焦点。エコノミスト調査では7割が現状維持、3割が利上げを予想する。市場の見方が分かれているだけに、政策発表後の為替次第で株価の動きが荒くなる懸念がある。これまでの慎重な植田総裁の行動を見る限り、通常であれば国債買い入れ減額が相応の規模で決定されるにとどまりそうだ。仮に利上げが強行された場合も、既にマーケットが大きく動いた後だけに出尽くし感が広がりそうだ...

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わがままですね

エヌビディア、マレーシアにAIデータセンター開設へ
マレーシアの大富豪フランシス・ヨーが経営する発電事業者のYTLパワー・インターナショナルは、エヌビディアとの提携を通じて、マレーシアのジョホール州で建設中のデータセンターで先進的なスーパーコンピューターを構築する。

ヘリコプター墜落事故で救助隊がイランのエブラヒム・ライシ大統領を捜索する中、WTI原油先物は月曜日に1バレル当たり80ドルを超え、先週からの上昇幅を拡大し、主要産油国の政治的不確実性が高まった。
イラン国営メディアは、墜落場所は特定されたものの、ライシさんの容態は不明だと伝えた。
米国では、政府が先週後半、戦略石油備蓄を補充するために330万バレルの原油を1バレル当たり79.38ドルで購入したと発表した。
その他、OPECの最新報告書は、加盟国が4月に日量56万8,000バレルの生産上限を超えたが、2024年には日量225万バレル、2025年には日量185万バレルという堅実な需要予測を維持したことを示した。
投資家は現在、OPECが第2四半期以降の生産政策を決定する6月1日の会合に注目している。

米政府当局者によると、イランはマレーシアに本拠を置くサービス業者の援助を利用して、米国の制裁を回避して海外に石油を販売している。
「イランの石油輸送能力は、マレーシアに拠点を置くこうした種類のサービスプロバイダーに依存してきた。 私たちはそれについてマレーシア人と直接話し合いたいと思っています」とAFP通信が引用したように彼は付け加えた。
同当局者はまた、「これらの石油輸送の停止は、現在商業船舶を脅かしているフーシ派の攻撃を含む世界中の攻撃に資金を提供するイランの能力に重大な打撃を与えることになる」と述べた。
トランプ政権が2018年に対テヘラン制裁を再導入して以来、米国はイランの石油輸出を阻止しようとしてきた。しかし、これまでのところ、その努力はほとんど成功していない。特にその期間の少なくとも一部では制裁が行われていなかったためである。 それだけに、石油供給が逼迫する危険を冒して、制裁をより厳格に執行しようとする意欲は十分にある。
その結果、イランは実際に石油輸出を拡大している。 今年の第1四半期には、これらは6年間で最高の日量平均156万...