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Moomoo 24/7 ·  03/29 08:30

米商務省が発表したエネルギーと食品を除くFRB注目の米PCEコア価格指数2月は前年比で2.8%上昇、予想の2.8%上昇と一致、1月の2.9%から鈍化した(1月が2.8%から2.9%に上方修正)。エコノミストは、コア指数は総合指数よりも基調的なインフレをより的確に測定できるとみている。

前月比が0.3%上昇予想(0.3%)と一致。前期が0.5%上昇。

2月のPCE総合価格指数前月比で0.3%上昇市場予想の0.4%上昇を下回った。1月の0.4%から伸びが縮小した。前年比では2.5%上昇予想(2.5%)と一致。1月の2.4%から加速した。

米FOMCの参加者が公表した経済見通しで、24年末時点のPCE物価上昇率を2.4%とした。物価上昇率は22年半ばのピークから急速に鈍化したが、目標である2%の手前で安定しつつある。

2月の個人消費支出は前月比0.8%上昇となり、市場予想の0.5%上昇を上回った。これは2023年1月以来最大の伸びとなった。個人所得は前月比0.3%増加し、市場予想の0.4%増を下回った。

米インフレが市場が警戒していたほど悪化していないとの受け止め方が多く、市場はひとまず円買い・ドル売りで反応している。円相場は1ドル=151円台前半に強含んでいる。ただ、この日は聖金曜日で債券や株式市場などが休場となる中で市場参加者も少なく、相場の値動きは限定的となっている。

米商務省経済分析局が発表する、個人の消費支出の変動分のうち、物価変動によるものを除くための指数。名目個人消費支出をPCEデフレータで割ることで実質個人消費支出が算出される。米国のインフレターゲットの対象として利用され、年8回のFOMCのうち半分の4回で示されるFOMC参加メンバーによる経済見通し(プロジェクション)の際に、物価見通しの対象となっている。変動の激しい食品とエネルギーを除いた数字をコアPCEデフレータとして同時に発表する。FOMCメンバーによる物価見通しでは、両方の数字が示される。一般的に重要視されるCPIに比べて、調査対象となる範囲が広い。また、CPIが消費者調査によるデータを基にしているのに対して、PCEデフレータは企業調査によるデータを基に算出される。

moomooニュース ー Sherry
出所:investing、Bloomberg、日本経済新聞
この記事は一部に自動翻訳を利用しています

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