share_log
Reuters ·  07/09 19:01

フランクフルト、7月10日(ロイター)-求人サイトIndeedによると、高いインフレーションが2年続いた後、ユーロ圏の賃金成長は6月に微増し、給与は価格に追いつき続けました。

欧州中央銀行の最高エコノミスト、フィリップ・レイン氏が頻繁に言及する最新のIndeed賃金トラッカーデータは、ECB自身の予測と大体一致しており、今年の利下げ予想を逸脱することはないとPublished on思われます。

Indeedのウェブサイトで広告されている仕事の給与は、6月に1年前比で3.7%増加し、前の3か月に比べて3.5%加速しましたが、過去最高の5.4%にはまだ遠く及びません。

"賃金成長はフランス、ドイツ、アイルランドでは安定または減少しており、これらの国々ではすでにパンデミック前の水準に達しているが、イタリア、オランダ、スペインでは賃金成長が加速しており、引き続き高い水準にあります。"とIndeedは述べています。

ECB6月初めに金利を引き下げ、さらなる緩和が予想されますが、時期は賃金、利益、基本的なインフレに関するデータに依存するでしょう。

Indeedの予測によると、ユーロ圏の全従業員あたりの総報酬(Cpe)は、既存の仕事を含め、6月までの3か月で5.0%成長し、しばしば1回払いの支払いが含まれる交渉済み契約によって後押しされました。

ECBは、年間四半期Cpe成長率が第2四半期に5.1%、第3四半期に4.7%、第4四半期に4.5%になると予想しています。

"Indeedは、6月までの新しいIndeed賃金トラッカーデータとECB交渉賃金トラッカーに基づくCpe成長の第2四半期の予測が、この物語をサポートしていると述べています。

また、"求人投稿量の継続的な減少"は、欧州労働市場における需要圧力が徐々に緩和していることを示唆していると言います。


(Francesco Canepaによる報告;David Holmesによる編集)

((フランチェスコ・カネッパ004906975651247;ロイターメッセージング:francesco.canepa.thomsonreuters.com@reuters.net))

これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。 更に詳しい情報
    コメントする