Moomoo AIのまとめ
康方生物科技(開曼)有限公司は、自社開発のPD-1/VEGF二重特異性腫瘍免疫治療薬イボシについて、PD-L1陽性非小細胞肺がん(NSCLC)のIII相臨床試験で有効性が示されたと発表しました。この試験結果は2024年のWorld Conference on Lung Cancer(WCLC)で発表され、イボシ単剤治療はパボセリブ単剤治療と比べて全体集団では中央無進展生存期間(mPFS)が5.3ヶ月延長して11.14ヶ月となりました。また、イボシは安全性面でも良好で、出血リスクの明らかな増加は観察されませんでした。康方生物のパートナーであるSUMMITは、HARMONi-7研究を実施し、イボシの一次治療としてのPD-L1高発現転移性NSCLCでの有効性をさらに評価する予定です。イボシは既に2024年8月に中国国家薬品監督管理局から新たな適応症の承認申請を受理し、優先審査の対象になっています。