11月26-27日、中国チーフエコノミストフォーラム年次総会及び10周年イベントが上海で開催された。中国人民大学重陽金融研究院チーフエコノミストの廖群氏が円卓討論に出席し、参加した。
米国経済をどう見るかについては、米国経済の下振れは肯定的であり、悪化中であるが、衰退するかどうかは一定ではなく、今年の米国経済の増加率は2%以上と予想されている。今回の米国経済下振れの直接的なトリガー要因は、利上げが強すぎることであり、FRBはインフレを防止し、景気後退を防止しなければならないため、利上げや通貨政策でつまみ、来年の衰退を防ぐと指摘した。“アメリカ経済が本当に衰退したら、利上げは止まるだろう”
FRBはいつ利上げを停止しますか?5%程度に加えると停止すると考えられており,現在はさらに2,3回加算される可能性があり,毎回0.5または0.25を加えると,来年第2四半期にはピークとなるはずである。米国が来年にインフレ率2%以下、経済成長率2%以上を実現しようとしていることはできないと指摘されている。
ドルの動きについては、ドルの強さがしばらく続くと考えられており、利上げがなくなるとドル指数は戻り、来年のドル指数は来年末までに105以下になると予想されている。