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更新 -【指標速報】米9月CPI、前年比3.7%上昇で市場予想上回り、コア指数は同4.1%上昇

moomooニュース ·  2023/10/12 08:32

この記事は一部に自動翻訳を利用しています

米国労働省統計局が発表した米9月の消費者物価指数(CPI)前年比3.7%上昇市場予想の3.6%を上回り、前期が3.7%上昇。2カ月連続で加速していた物価上昇は一服した。前月比は0.4%上昇、伸びは前期の0.6%から鈍化したものの、市場予想の0.3%を上回、高い水準は続いている。

エネルギーと食品を除く米9月のコア消費者物価指数(CPI)前年比4.1%上昇市場予想の4.1%と一致、2021年9月以来最低の伸びとなり、6ヵ月連続で下落した。前期の4.3%から鈍った。前月比は0.3%市場予想が0.3%、伸びは前期と変わらずとなっている。

今回のデータはインフレ鈍化が期待したほど進んでいないことも示唆されており、FRBの高金利の維持とインフレ抑制の意図をより鮮明にしている。米債利回り上昇とともにドル買いの反応が広がった。ドル円は一時149.447レベルまで高値を更新。米10年国債利回り(長期金利)は一時4.6%台まで上昇。2年国債利回りも一時5.075%まで上昇。

エネルギーや中古車など急騰していた品目が1年前と比べて落ち着いた。食料品価格は前年比で3.7%上昇したが、伸び率が前期の4.3%から鈍化した。ガス代は前年同月比で19.9%下落し、下落率が前期の16.5%から加速。エネルギー価格は前年比で0.5%下落した。中古車価格は前年比で8%下落、下落率が前期の6.6%から加速し、今年初め以来最大の下落幅となった。

一方、パウエルFRB議長が注視している住宅とエネルギーを除いたサービス価格(スーパーコア)は、計算によると前月比0.6%上昇し、過去1年で最も上昇している。

CPIの3分の1以上を占める住居費の高騰も沈静化に向かう。米不動産情報会社ジローによると、9月の家賃相場は前年同月からの上昇率が3.2%で、2022年2月に過去最高の16.1%を記録してから、伸びは着実に鈍化している。今後、コアインフレが下降軌道を維持するためには、このカテゴリーの持続的な減速が不可欠となる。

米労働省労働統計局(BLS)が、都市部の消費者が購入する商品やサービスの価格の変化を調査して指数化したもの。変動が激しい食品とエネルギー価格を除いたコア部分の指数も同時に発表される。米国のインフレターゲットの対象は個人消費支出(PCE)デフレータであり、日本を含め多くの国でインフレターゲットの対象とされているCPIではない。しかし、発表時期が対象月の翌月15日前後と、対象月の翌月末もしくは翌々月初めとなるPCEデフレータに比べて2週間程度早く、変化の傾向が似ているため、市場の注目度は物価関連指標の中で最も高い。計測期間中の代替品の扱いの違いなどから、PCEデフレータに比べると水準は若干高く出ることが多い。

moomooニュース ー Sherry
出所:investing、MINKABU、日本経済新聞
この記事は一部に自動翻訳を利用しています

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