近頃、北京の三夫アウトドア用品株式会社は、スウェーデンの有名なアウトドアブランドKlattermusen（クラッタームセン）の親会社であるKlattermusen ABと合弁協議を締結し、Klattermusen ABが実物出資し、三夫の全額子会社である北京トラベルマウスアウトドア用品有限公司を増資することとなり、60％の株式を取得することになったことが発表されました。
ビジネス分割完了後、三夫アウトドアは、トラベルマウスに対し、1000万元人民元を認証資本として出資することにより、目標会社の40％の株式を持つことになります。合弁契約は2024年1月1日に開始され、10年間継続されます。
増資決済後、三夫アウトドアは、クラッタームセンブランドのビジネスモデルを、現在の専属代理業務から合弁経営へと変更します。三夫アウトドアの決算発表によると、上半期のクラッタームセンの売上高は4,000万元を超え、前年同期比で300％増加しました。
今回の母会社との合弁会社設立は、深い連携を通じて、中国市場で協力し、クラッタームセンブランドのより速い発展を促進することを願っています。
両社が深い協力関係を築いていく中で、多品牌の代理業務を担当していた北京トラベルマウスは、今後は主にクラッタームセンのビジネスを担当し、中文名称もクラッタームセン（北京）アウトドア用品有限公司に変更されます。加えて、合弁会社は5人の役員で構成される取締役会を設置し、Klattermusen ABは3人の役員を任命する権利を、三夫アウトドアは2人の役員を任命する権利を持ちます。また、Klattermusen ABは会長を任命する権利を持ちます。
観点新メディアによると、クラッタームセンブランドは、1975年に一群のアウトドア冒険家によって創設されたスウェーデンの登山装備ブランドで、最初は小規模のDIY工房でした。現在、主に高品質を求める顧客に向けてアウトドア用品と衣料を提供し、本社をスウェーデンのAre（オール）に構えています。クラッターはスウェーデン語で登山を意味し、Musenは「ネズミ」を意味します。