大全エナジー(688303.SH)は2月28日、米国ニューヨーク証券取引所に上場し、同社の子会社であるケイマン大全は同社の筆頭株主であり、本公告の日には同社の株式の71.66%を保有している。ケイマン大全は、2023年2月29日(日本時間)、第4四半期の2023年と2024年の生産量を開示した。
2023年第4四半期の多結晶シリコンの生産量は61,014トンで、前四半期比5.81%増加し、販売量は59,906トンで、前四半期比5.31%減少した。売上高は4.77億ドルで、前四半期比1.59%減少した。当期純利益は0.45億ドルで、前四半期比812.07%増加した。2023年の多結晶シリコンの生産量は197,831トンで、販売量は200,002トンで、成長率はそれぞれ47.84%、50.48%だった。売上高は23.09億ドルであり、当期純利益はダコニューエナジーの株主に帰属し、4.21億ドルで、前年度比でそれぞれ49.91%、76.86%減少した。
2023年の営業活動によるキャッシュフローは16.11億ドルで、投資活動によるキャッシュフローは11.91億ドル、財務活動によるキャッシュフローは7.95億ドルだった。米国会計基準によると、受け取り手形による所持者代理による支払いは現金取引と同等に扱い、入出金の総額として報告される。また、買手割引によるキャッシュフローも営業活動に含まれる。
第4四半期、同社は2つの多結晶シリコン拠点の運営を改善して生産能力を向上させ、新たに投入された内モンゴルバトウの多結晶シリコン製造ラインは45%の生産量を貢献し、建設中の内モンゴル第2工場の多結晶シリコン製造ラインは順調に進んでおり、2024年第2四半期に完成する予定である。12月時点で、N型シリコンの生産量の割合は60%近くに達している。
2024年第1四半期の多結晶シリコン生産量は60,000〜62,000トンを予想しており、年間の検査の影響を考慮して、2024年の多結晶シリコンの予想生産量は280,000〜300,000トンとなる。