3月14日、UBSがリサーチレポートを発表し、次のように指摘した。
23年第4四半期のNPATは予想を下回ったものの、FY24の見通しは堅調であり、NPAT前年比の減少は主に予想以上の支払利息と経費の増加によるものだ。
FUTUは国際的な事業拡大に自信を持っており、FY24の顧客獲得ガイダンスを発表した(FY24の顧客獲得ガイダンスは35万人、FY23は15万人)。また、同社は顧客獲得に規律を持ち、FY23第4四半期の顧客獲得コスト(CAC)は前年同期比15%/14%減少した。
新たな5億米ドルの自社株買いプログラムは、Futuの株主還元への決意を示した。
最近の株価上昇とNPAT予想の外れにより、投資家は、顧客AUMの堅調な伸びとFY24ガイダンスの好調にもかかわらず、当面は慎重姿勢を維持する可能性が高い。注目ポイントは以下。
(1)国際事業拡大、特に日本とマレーシアの製品パイプラインは好調。
(2)24年第1四半期から現在までの業務更新。
(3)FY24におけるその他の営業指標ガイダンス(オペックス、CACなど)