国内自主芯片企業のSHINCI(688262.SH)は、パートナー企業であるレーザーノート(蘇州)テクノロジー有限公司(以下「レーザーノート」)と協力して新世代の車載電子制御用のセンサーIC「CMA2100B」を共同で開発していることを公表しました。
国内自主芯片企業のSHINCI(688262.SH)は、パートナー企業であるレーザーノート(蘇州)テクノロジー有限公司(以下「レーザーノート」)と協力して新世代の車載電子制御用のセンサーIC「CMA2100B」を共同で開発していることを公表しました。近日中に、この新製品が内部テストをクリアし、大手自動車メーカーによる採用に向けた生産が開始される見通しです。
公告によると、国内自主芯片企業のSHINCI(688262.SH)は、 パートナー企業であるレーザーノート(蘇州)テクノロジー有限公司(以下「レーザーノート」)と協力して、車載用のセンサーIC「CMA2100B」を共同で開発しています。CMA2100Bは、車載電子制御用の加速度センサーに特化したICで、国内一線の自動車メーカーとのコミュニケーションを通じ、これらのメーカーが求める加速度センサーのニーズに応えるために設計されました。また、博世のSMA750シリーズやNXPのFXLS9xxx0シリーズといった海外製品にも対応することが可能です。この加速度センサーICには、MEMSセンサーとASICチップの2つの部分があります。MEMSセンサーは、加速度を検知し、電気パラメータの変化に変換します。一方、ASICチップは、電気パラメータの変化をデジタル信号に変換し、PSI5インターフェースを介してECUに送信します。CMA2100Bは、XY単軸またはXY二軸に対応し、120/240/480gまたは30/60gなどの加速度範囲をサポートしています。主に安全エアバッグのECUモジュールの周辺センサーユニットで使用されます。