$東京エレクトロン (8035.JP)$が5月10日大引け後(15:30)に決算を発表。売上高、利益額とも、期初計画を上回り着地。売上高が前期比17.1%減の1兆8305億円、純利益が22.8%減の3639億円だった。半導体市況の低迷で顧客が製造装置への投資を抑えたことが響いた。
●売上高は前期比17.1%減の1兆8305億円(日経予想は1兆8300億円)。高利益率製品の売上増加により、 売上総利益率は過去最高水準。
●営業利益は前期比26.1%減の4562億円(日経予想は4450億円)。
●純利益は前期比22.8%減の3639億円(日経予想は3400億円)。
●1株あたり純利益は783.75円(日経予想は734.49円)。
●経常利益は前期比25.9%減の4631億円。
●FY2025の業績予想:FY2025は過去最高の売上総利益および売上総利益率を見込む。2025年3月期の連結純利益が前期比22.3%増の4450億円になる見通しだと発表した。最終増益は2年ぶり。生成AI向けを中心に半導体製造装置の販売が回復する。
●最大800億円の自己株式取得予定
●FY2025の業績予想
売上高は20.2%増の2兆2000億円、営業利益は27.6%増の5820億円を見込む。配当は年481円と前期から88円増やす。
FY2025は過去最高の売上総利益および売上総利益率を見込む。将来の成長機会を最大限取り込むため、2500億円の研究開発投資を計画。
出所:東京エレクトロンIR資料、日本経済新聞
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