5月27日、JPモルガンはリサーチレポートを発表し、FUTUのレーティングを「中立」から「強気」に、目標株価を62ドルから92ドルに設定した。
JPモルガンはFUTUについて次のように指摘した。
24Q1プレビュー:
a)デリバティブ取引の增加を背景に、24Q1の委託手数料収入は前四半期比34%増(前年同期比12%増)と見込む。 b)24Q1の受取利息は前四半期比 20%増(前年同期比5%増)と見込む。 c)24Q1の新規有料顧客数は12万4000人まで増加すると予想、これは2024年通年の新規有料顧客数ガイダンスの35 万人の 35%に相当する。 d)24Q1の純利益を前期比7%減と予想している。
予想と目標価格の調整:JPモルガンはFUTUの2024-26E業績をそれぞれ7%/15%/16%上方修正し、予想を上回る顧客数の増加、好調な顧客資産の流入、トレーディング回転率の上昇とデリバティブの増加による手数料収入の上振れを織り込んだ。JPモルガンはFUTUのPE倍率も引き上げ、24年末の目標価格を48%増の92ドルに設定し、24eのPEを18倍にした。
下振れリスク:
規制リスク。
有料顧客数の伸びが予想を下回ること。
上振れリスク:
有料顧客数の伸びが予想を上回ること。
取引高の増加が予想を上回ること。
営業効率の改善が予想を上回ること。