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企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した5月の全米雇用報告によると、非農業部門雇用者数は15.2万人増で、市場予想の17.3万人増を下回った。
製造業の急減により、5月の雇用は伸び悩んだ。レジャーと接客業も雇用が低迷した。
「今年後半に入り、雇用の増加と賃金の伸びは鈍化している。労働市場は底堅いが、生産者と消費者の双方に関連した弱さが目立つ」とADPチーフエコノミストのNela Richardson氏は述べている。
民間給与計算代行業者大手のAutomatic Data Processing(ADP)社が、自身の持つ全米約50万社、約2400万人のデータを元に発表する雇用調査レポートにおける、月ごとの雇用者数の増減。2006年5月に始まった比較的新しい経済指標。市場の注目度が高い労働省による雇用統計のうち、非農業部門雇用者数(NFP)の民間部門との相関性が高いとされており、雇用統計の先行指標として注目される。
moomooニュース ー Zeber
出所:Investing、ADP® National Employment Report、MINKABU
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