6月7日、出光興産株式会社(以下、「出光興産」という)と西安万和新材料股份有限公司(以下、「西安万和」という)は、中国四川省成都市にある出光電子材料(中国)有限公司(以下、「電材中国」という)に対し、資本増強に同意することを発表しました。増資が完了すると、出光グループと西安万和の電材中国の持株比率はそれぞれ80%と20%となります。
合弁会社が設立された後、電材中国は、日本の出光興産が中国のOLEDディスプレイ会社に対する販売機能を引き継ぎ、ビジネスの地元化を深め、中国のディスプレイ企業との関係を強化することになります。さらに、出光興産の有機EL材料の開発能力と中国のパネル製造業者に対する販売供給ネットワーク、西安万和の有機EL材料製造技術が結集され、高品質かつ競争力のある製品を提供し、国産部品の採用率を向上させ、市場シェアをさらに拡大することを目指しています。