日前、国家工信部、国家発展改革委員会、商務省、国家広域ネットワーク管理局、金融監督管理委員会、国家エネルギー局総合局六省庁が2023年度国家緑色データセンターのリストを正式に公表しました。万国データのプージャンデータセンターがインターネットプラス関連業種の国家緑色データセンターに選出され、3年連続でランクインしました。

万国データのプージャンデータセンターは上海市閔行区に位置し、総建築面積は約90,000平方メートルであり、2021年末に稼働を開始した。支援可能なエネルギー指標を備えた新規プロジェクトの上海市初のバッチであり、万国データ華東地域初の緑の省エネデジタル情報細分化管理のデータセンターであり、主にデジタル金融取引およびインターネット業種に高性能な計算力サービスを提供しています。

国家緑色データセンター評定要件に基づき、万国データのプージャンデータセンターは、再生可能エネルギーの使用比率向上、AIによる運用効率の全面的な向上、強化されたスマート運用管理、革新的な冷却技術応用、実業界と学界の研究開発に対する投資および実践等により、データセンター各種主要なエネルギー効率指標を常に最適化しています。

再生可能エネルギーの使用比率向上：プージャンデータセンターキャンパスは、243.1kWpの分散型太陽光発電システムを設置しており、年発電量は238,000kWhに達し、グリーン電力直接調達およびグリーン証書取引などと組み合わせ、2022年以降は常に100%の再生可能エネルギー利用率を維持し、ゼロカーボンで運用を実現しています。

AIによる運用効率の全面的な向上：万国データは、AIアルゴリズムを利用し、データセンターの運用効率を全面的にアップグレードすることに注力しています。プージャンデータセンターは、AI技術を利用してエネルギー消費をリアルタイムに監視できるエネルギー効率ログ管理システムプラットフォームを構築し、イノベーション的なAI技術をBA制御システムに応用しています。

強化されたスマート運用管理：プージャンデータセンターは、万国データのGOC（グローバルオペレーションコマンドセンター）全国エネルギー二重制御プラットフォームを立ち上げ、専属のエネルギー効率専門家を配置し、あらゆる基盤設備のすべての運用を総合的に、自動的に、細かく、効率的に制御しています。

産官学融合による革新技術応用：万国データは、清華大学、上海交通大学などの主要な研究機関と長期的な産学研戦略協力関係を構築しています。プージャンデータセンターは、上海交通大学との板式冷却技術の専門研究に基づき、イノベーション的にデザインされた冷却システムを応用し、冷却塔の変頻制御を実現しています。

エネルギー効率技術の持続的なアップグレード改良：万国データは、プージャンデータセンターの電力、冷却、水処理、熱余裕の回収などの装置システムの継続的なアップグレード改良を実施し、さらにエネルギー使用効率を高め、エネルギーサイクルの利用を実現しています。

今回参加したプージャンデータセンター（2号棟）は、2023年に100%のグリーン電力を実現し、年平均PUE1.27、WUEは0.995L/kWh、余熱利用量は245,000kWhに達しており、万国データの緑の省エネデジタル示範プロジェクトとなっています。これまで、「データセンターフルサイクルの緑の低炭素およびネットゼロ排出の実証」、「リン港グループエリアのリーディング」という称号を受けており、2022年度の中国IDC産業緑色算力データセンターなどの名誉に輝いています。
最近、万国データのプージャンデータセンターが「冷却水余熱回収による暖房プロジェクト」で、上海市経済委員会、上海市省エネルギー局が主催する「上海市の10大余熱利用優秀事例評価」に選ばれ、上海市産業界の「炭素ピークの実施計画（2022-2025）」、「上海市産業および通信産業のエネルギー消費効率向上プログラム（2022-2025）」などの要件に積極的に対応しています。

万国データは、緑のサステナブルな発展を非常に重視しており、2022年には、データセンターの最適年平均PUEが1.15、再生可能エネルギー使用比率は35.9%にまで上昇しました。今後も、エネルギー効率向上と炭素排出削減に取り組み、AI時代における緑色発展の先頭に立っていきます。