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東証グロース市場250指数先物概況:買い先行も上値は重く軟調推移

Fisco ·  06/19 03:06

6月19日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比6pt安の619pt。なお、高値は630pt、安値は616pt、日中取引高は4891枚。前日18日の米国市場のダウ平均は続伸。小売売上高の結果が利下げを正当化するとの見方が優勢となったが、景気への懸念も広がり相場は伸び悩んだ。ハイテク株は過去最高値付近からの利益確定売りも目立ったが、長期金利の低下が支援し、終日底堅く推移。主要株価指数がそろって上昇した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比4pt高の629ptからスタートした。朝方に本日高値630ptをつけたが、買いは続かず失速してマイナス圏に転落、午後からは売り優勢の展開となり下げ幅を広げた。終盤にかけて本日安値616ptまで値を下げると、619ptで取引を終了した。日銀は4月の金融政策決定会合の議事要旨を公表し、円安進行による物価上昇率次第で追加利上げに前向きな考えを示していたことが明らかになり、新興市場のセンチメントは徐々に悪化。後場は下値模索の展開となった。東証グロ-ス市場の主力株では、トライアルホールディングス<141A>やインテグラル<5842>などが下落した。

これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。 更に詳しい情報
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