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Arrowhead Pharmaceuticals Unveils Obesity Treatment at ADA Conference

アローヘッドファーマシューティカルズはADAカンファレンスで肥満治療を発表しました。

Benzinga ·  06/24 07:45

Arrowhead Pharmaceuticals, Inc. (ナスダック:ARWR)は、肥満や代謝疾患の治療のためのRNAiベースの治療薬であるARO-INHBEに関するプレクリニカルデータが、6月21日〜24日にフロリダ州オーランドで開催されたアメリカ糖尿病協会(ADA)第84回科学セッションで発表されたことを発表しました。バーチャルでも参加できます。

ARO-INHBEは、肥満や代謝疾患に対する次世代治療法の有望なターゲットとして広範な遺伝学的研究によって特定されたINHBE遺伝子の肝臓発現を劇的に沈黙化することを前臨床試験の結果が示しています。さらに、Arrowheadの前臨床研究によれば、INHBEのknockdownは、体重の増加の抑制、脂肪量の減少、及び筋肉量の保存をもたらす可能性があります。Arrowheadは、2024年末に規制当局の承認を申請し、ARO-INHBEの臨床試験を開始する予定です。

Arrowheadの創薬・移行医学の責任者であるJames Hamilton医師は、「肥満や代謝疾患の治療に新しい薬剤が多数開発されていますが、新しい作用機序を持つ新しい治療戦略の特定が求められています。ARO-INHBEは、INHBE遺伝子の肝臓発現を直接的に標的とします。先行の遺伝学的研究では、INHBE遺伝子の機能喪失変異は腹部脂肪量の低下と代謝プロファイルの改善と関連していました。ADAで発表された当社の前臨床データは、siRNAによるINHBE遺伝子の減少が肥満や代謝疾患に対処する有望な新しいアプローチであり、ARO-INHBEの臨床試験の推進を強く支援しています。」と述べています。

肥満および糖尿病マウスモデルの薬理学的研究において、INHBE siRNA投与には、次のような多くの有望な発見がありました。

  • INHBE mRNA発現の95%の抑制
  • 生理食塩水コントロールに比べて体重の19%の抑制
  • 脂肪量の減少26%
  • 筋肉量の保存

さらに、tirzepatideとINHBE siRNAの共同処理により、治療効果を損なうことなく、tirzepatideの投与量を低く抑えることができました。これらのエンカレージングな結果は、ARO-INHBEが新しい代謝疾患の治療薬となる可能性があることを示唆しています。

これらの内容は、情報提供及び投資家教育のためのものであり、いかなる個別株や投資方法を推奨するものではありません。 更に詳しい情報
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