金吾財訊 | 交銀国際は、中国燃気(00384)の2024会計年度(3月末)の核心利益が前年比で4.3%下落し、同行の予想を約10%下回ったと指摘するリサーチレポートを発表した。主に財務コストの上昇と合弁会社からの売上増加の大部分に起因するもの。昨年の利益レベルは低調であったが、会社のフリーキャッシュフローはさらに向上した。同行は、同社の2025会計年度の粗利益の改善が比較的明確で、小売り量は前年比4.2%増加するが、住宅の新規接続数は前年比で16%以上下降する可能性があると予想している。
同行は、接続板块の利益改善はまだ改善の余地があるとし、小売りのガス量の増加の予想と新規接続量の再度の下方修正が主な要因で、2025/26会計年度の利益予想を11.0%/3.6%下方修正したと述べた。同行は、同社の2025会計年度の核心利益が前年比で10%上昇すると予想しており、2026会計年度は販売毛利の改善と新規接続の減少幅の縮小により、前年比で10.9%増加する見通しだとしている。同行は、同社の目標株価を6.92香港ドルから6.82香港ドルに引き下げ、中立的な評価を維持している。
同行は、現在、同社のガス販売セクターの運営利益率が約47%、接続セクターが約20%であることを指摘し、利益構造が過去3会計年度から安定していると述べた。同行は、同社の利益の安定度の向上が投資家の信頼を高め、中燃にとって重要な評価修復の催化剤になると考えている。