金吾財訊| 建銀国際は、中国燃気(00384)の2024会計年度の当期純利益が前年同期比26%減の31億香港ドルに下落するとした上、6.85億香港ドルの遅延債権費用およびその他の一時的なプロジェクトについての費用を除くと、当期純利益は前年同期比4%減の40億香港ドルに減少すると指摘しています。
同行は、2025会計年度についての同社の見通しについて引き続き慎重な姿勢をとっています。同行は、小売天然ガス販売量が2025会計年度に前年同期比3%増加するとともに、毛利差が立方メートルあたり2〜3ペニー程度向上する可能性があると予想しています。不動産市場が低迷しているため、2025会計年度の新規接続住民のユーザー数は前年同期比21%減少すると予想され、同時に低利益率の既存の建物の接続プロジェクトが増加することにより、このセクターの利益率が縮小することが予想されます。また、付加価値サービスビジネスの粗利益は2025会計年度に前年同期比7%増加すると予測されています。人民元と香港ドルの為替レートが安定している場合、同行は、2025会計年度の核心利益が前年同期比4%増加すると予測しています。
2025会計年度の利益見通しが平凡なため、短期的に中国燃気の株価が引き続き弱い可能性があると考えられます。同行は、2025会計年度と2026会計年度の利益予測をそれぞれ22%および24%下方修正し、目標株価を7.00香港ドルから6.60香港ドルに下方修正しました。株価の触発材料が現れるまで、当該株に中立的な格付けを維持します。